先日のことです。車で枚方市内を移動中に、とある幼稚園のバスに2度出会いました。
 一度目は、午前中です。
 バスが園児を迎えに行き、園児を乗せ終わってから発進する際に、私はちょうど真後ろにいました。バスが指示キーを出しながら発進する様子だったので、私は自然とスピードを緩め、バスが私の前を発車していきました。その直後に、ハザードをたいてくれ、ほのかにうれしい気持ちになりました。よくある話かもしれません。
 二度目は、午後です。
 おそらくは園児を送り届けている時だと思います。
 交差点で、私が右折待ちをしていたところ、午前中に出会った同じ幼稚園のバスが、ちょうど前から迫ってきていましたが、パッとライトをつけてくれ、先に行くよう促し、私はそれを受けて、お先に右折をさせてもらいました。
 一日に2回、同じバスに出会い、そして、わずかながらも、声は交わさずとも、心のキャッチボールが出来たような思いがしました。
 私は、「気持ちのやりとり」という言葉(あるいは造語か)が好きです。少しのことでも、こうしてふれあえることがうれしいからです。なにげない日常にも、こんなふれあいがあるんだということを再認識しました。
 枚方をふれあいのまちにするために、とことん頑張っていきたいと思います。