杉原 千畝さん(1900~1986年)は第二次世界対戦中
駐リトアニア領事代理だった1940年(昭和15年)
ユダヤ人難民をナチス・ドイツから逃すために、
日独伊三国軍事同盟を控え、ナチス・ドイツとの関係悪化を懸念する、外務省の訓令に背いて日本 通過査証(ビザ)を発給しました。
ベルリンへの退去のギリギリまで
最後は出発の列車の中でも
杉原さんは命のビザを書き続けました。
その数は2千を超えてます。
そのビザによって助かったユダヤ人は家族も含めて、6千人以上
現在、その子孫は25万人を超えているそうです。
敗戦後、日本に帰国した杉原さんは、外務省から自主退官しています。
まあ、実際は命令違反で辞めさせられたみたいな感じです。
外交手腕も高く、外務省きってのロシア通の杉原さんが外務省にいれば
かなりの国益になるはずですが
今も昔も官僚とか役人は、個人的に目立ったり、人気のある人は嫌いますからね。
ただ、杉原さんの人道的な行為は、ユダヤ人、世界中の人々に
日本人に対する、好印象を与えた続けていることは
外務省の人にもわかって頂きたいです。
気のせいかもしれませんが
最近、自分のことばかり考えている人が増えている感じもしますので
困っている外国人のために、命懸けでビザを発給した日本人がいたことは記憶にとどめておきたいです。
ちょうど、この12月に名優、唐沢 寿明が演ずる
「杉原千畝 スギハラチウネ」(東宝)が上映されます。
必見です。
ではでは
