安倍総理の支持率急落!!

野田聖子対佐藤ゆかり


マスコミからは毎日こんな声が聞こえてくる。


小泉前総理が郵政民営化を全面に出し、反対する議員を党から追い出したこの前の衆議院選挙…


造反議員を戻すことで、改革是非を問うたこの前の選挙の価値が問われる。

改革が停滞する。

復党する議員も言ってることが違う。


これらが主な論調なようだ。


法案に反対して追放したのだから戻すな…

一見ごもっともですが果たしてそれがこの国の今後の政治にとってよりよい結果をもたらすのだろうか。


あの小泉祭りの勢いで初当選してきた83会(小泉チルドレン)の議員達と、郵政民営化に1度反対したが為に出て行った議員。

郵政以外にも隣国の核・拉致・年金・雇用…問題が山積するなかで、問題解決していく為には今までの経験や知識を党内で生かしてもらう方が得策だろう。自民党が保守政党であるならば平沼赳夫 などはまさに保守本流をいく政治家である。


そもそも政党というのは〝概ね〟同じ意見を持った人々の集まりであるのだから、郵政で決着がついた今、その他の点で合意できるところが多いのであれば戻ればいいし、やっぱり相容れないなら出て行けばいい。それだけである。


憲法改正に踏み出したら河野洋平あたりは自民党出て行くのだろうか…

9・11以降、我々日本人にとってもテロという単語が身近になり、ニュースなどを通して聞かない日はないくらいになった。

しかし、テロリストの定義とは一体なんなのだろうか…ふと思うことがある。


例えばアラブ地域(主にトルコ・イラク)に2000万~3000万人いると言われるクルド人。

彼らは自分達の国を持っておらずトルコやイラクにおいてしばしば武力を用いた独立運動を起こしている。


興味深いのはイラクにおけるそれは〝自由の戦士〟〝レジスタンス〟などと呼ばれるのに対して

トルコでのそれは〝テロ〟と呼ばれることである。


つまり同じ民族が同じような行動をしていても、一方は正義の抵抗であり一方は悪のテロリズム。

この差は何か?



答えは単純。

アメリカにとって味方か敵か。国益になるか損なうか。

その観点のみである。


9・11以降アメリカは即座に文明国家対テロリズムという世界戦略を打ち出し、他の国をその価値観に巻き込み踏み絵を踏ませ、日本は勿論、欧州各国、さらには冷戦時代の敵国ロシアや中国もその戦略に賛成した。


これからは少数民族が抹殺されても何も言えなくなる。

中国におけるチベット民族・ウイグル、ロシアにおけるチェチェン…


決して無差別に民間人を殺戮することが良いとか認められると言うつもりはないが、圧倒的な軍事力を持つ国家によって弾圧された民族の最後の手段がテロリズムという側面もあるのではないだろうか?

硫黄島からの手紙が今日からロードショーだそうで、フジテレビでは特別ドラマも放映されていた。

硫黄島なんて初めて聞いたという若者も多いはず。


硫黄島は東京とグアムの中間地点あたりにある島。

映画にもなった日米の激戦が行われたのは戦争も末期、昭和20年2月。

米軍上陸部隊6万、後方支援20万超に対し日本兵2万。

当初5日もあれば陥落するといわれた島を日本兵は1ヶ月以上も守り抜き、米軍に甚大な被害を与えたのである。


この時米兵のヘルメットには〝ねずみ駆除業者〟というプリントがされており、また倒れた日本兵の頭蓋骨を祖国に戦勝品として送っていたなどという事実が明らかになっており、当時の人種差別意識が伺える。


この過酷極まりない状態で日本兵はなぜここまで粘れたのか。

天皇陛下の為?軍部の強要?


いやちがう。


無論そういった者もいただろうが、そんな意識の兵隊ばかりでは1ヶ月も粘ることなど不可能だ。

「天皇陛下万歳」「御国の為に」の言葉には裏がある。

その言葉を通して愛するもの、それを育んだ故郷(くに)、その将来を彼らは必死に守ろうとしたのである。

彼らの屍の上に今の日本はたっている。


そして彼らは命果てる時、「靖国で会おう」といって散っていった。


彼らの生き様を改めて考えたとき、自分はもの凄く不甲斐ないと反省に駆られる。

彼らが守ろうとした国に今の日本はなっているのだろうか。


総理大臣すら彼らをまともに彼らを弔えないのである。