木造駅舎探訪286 ~油須原駅(平成筑豊鉄道 田川線)~ | 駅旅の鉄人(てつじん・てつびと)

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駅舎、時々、駅弁です。
よろしくお願いします。

油須原(ゆすばる)駅は、平成筑豊鉄道 田川線の駅です。

駅舎は、瓦葺の切妻屋根、壁は下見板張りの純木造駅舎。

明治に竣工されたとされる駅舎は、重厚で存在感があります。

ドラマのロケに多く使われているようで、多少レトロチックに脚色されています。

ただ、あまり駅舎管理が行き届いていないようなのが残念です。

 

福岡県田川郡赤村大字赤

1895年(明治28年)8月15日開業

 

▼駅舎全景。

▼正面の駅名板。

▼レトロな赤いポストと手荷物と自転車の預所。

まぁ、これらはドラマ的に脚色された部分だと思います。

▼建物財産標「油建第1号 駅本屋」と書いてあります。

▼駅舎の妻側。

多分、こちら側が昔からの姿ではないでしょうか。

▼中小の私鉄は、駅舎の改修まで手が回らないので、老朽化が目立ちます。

▼待合室内の窓口も、時刻表も明治感たっぷりです。

▼ラッチも脚色されたものなのか???

右側の時刻表には、ドラマ撮影の遺構か、「信濃鐡道」と書いてありました。

▼しかしながら、待合室にいると、これが明治時代の情景なのかと思えます。

▼旧事務室内にも「JNR」の黄色いヘルメットと手旗がガラス越しに見える場所に置いてありました。

これも演出?

▼庇の柱の装飾と国鉄時代の駅名板がイイですねぇ。

▼明治、大正、昭和、平成、そして、令和の乗客がこのラッチを通り過ぎます。

▼タブレットキャッチャー。

▼駅名標。

ネーミングライツで「森商事」が冠に付いています。

▼ホームは、相対式2面2線で、構内踏切で連絡しています。

広い構内ですが、以前は中央にも線路があったのかな???

▼こちらは、貨物ホーム?

▼令和の時代も、この明治の駅舎を残して欲しいもんですね。

 

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