函館家族旅行3日目、最終日です。
最終日は、市内を散策するだけの時間的に余裕のある、ゆるーい日程です。
そして、夕方には一人新幹線で帰ります。
嫁と子供たちは、夜の便で函館空港から羽田空港へと戻ります。
この日、天気は、晴れてはいないものの、雨も降る気配なし。
まずは、元町から散策します。
レトロな建物が点在しているので、レンタカーをパーキングに入れて、散策スタート。
自身、函館は4回目の訪問となりますが、元町に来たのは初めてなので楽しみです。
▼旧イギリス領事館。
和洋折衷の外観で、敷地内の見学は無料です。
▼旧函館区公会堂。
水色と黄色の鮮やかな外観が特徴。
るるぶでは、もっと鮮やかな色彩で掲載されていますが、この日は薄曇りだったせいか、鮮やかさイマイチ。
▼八幡坂。
この坂は函館を代表する坂で、多くの映画やドラマの撮影地になっています。
実は、後藤久美子が出演していた大昔のドラマのロケ地になっていて、以前から行ってみたかった場所。
最近では、亀梨和也と土屋太鳳が出演する映画「PとJK」のロケ地でした。
▼カトリック元町教会。
元町にある古い教会のひとつ。
ローマ法王から贈られた中央祭壇があります。
▼散策を一旦休止して、お昼を食べに朝市へ。
函館朝市のどんぶり横丁にある「一花亭たびじ」の活いか踊り丼(1,890円)。
醤油をかけると、暴れ始めます。
店の大将は、「男だったら食らいつけ」といって、暴れているイカに噛みつくようにはやし立てます(笑)
勇気を出して、暴れ、踊るイカのゲソにかぶりつくと、その後は、食べやすいように、ちゃんと切り揃えてくれます。
▼昼食後は、金森赤レンガ倉庫へ。
倉庫の中は、色々な店舗が入っています。
▼歩き疲れたので、ここでティータイム。
疲れた身体に甘いものが沁みます。
▼そして、帰途に向かうため、函館駅へ。
ここで車内でのディナー用に駅弁を購入。
嫁と子供達は、駅ナカでお土産をリサーチした後、レンタカーで空港へ。
▼函館駅では、北海道日本ハムファイターズの大谷選手がお出迎えしています。
▼さぁ、ここからは一人で、いよいよ出発です。
北海道新幹線の出発に合わせた、はこだてライナーを利用しても良かったのですが、新函館北斗駅で少しゆっくりしたかったので、特急「北斗」に乗車。
▼新函館北斗(しんはこだてほくと)駅北口。
「函館」と駅名の一部にありますが、実は所在地は函館市のお隣の北斗市。
元は、渡島大野(おしまおおの)駅。
無人駅だった頃の面影は、微塵もありません。
▼北口駅前の様子。
ロータリーが整備されていますが、ご覧の通り、建物は何もありません。
新幹線の駅前だというのに、なんと、ポニーが放牧されていました。
▼一方、新函館北斗駅南口。
こちらがメインというか、こっちにしか建物がありません。
郵便ポストの上に北斗市のゆるキャラ、「ずーしーほっきー」が座っていました。
▼2030年頃に札幌駅まで北海道新幹線が延伸すると、途中駅になってしまうので、あまり駅前でも建物が建っていません。
▼「北斗」つながりで、北斗の拳のケンシロウの銅像が構内に設置されています。
▼はやぶさ34号に乗車。
停車駅は、新青森、盛岡、仙台、大宮、東京のたった5駅だけ。
新函館北斗駅から東京駅までは、なんと4時間2分。
飛行機には敵いませんが、空港での待ち時間等を含めると、意外と北関東以北の本州の人には便利かも。。。
▼JR北海道の新幹線駅名標のデザインはお洒落。
▼車両は、残念ながらJR東日本のE5系。
JR北海道が所有するH5系は、ライラック、ルピナスやラベンダーを連想させる紫のサイドラインが特徴ですが、今回乗車した新幹線はサイドラインがピンクでした。
▼さぁ、いよいよ、本州に向けて出発です。
始発ですが、はやぶさは全席指定。
▼最後の晩餐は、函館駅で購入した加熱式の「ジンギスカンラムチョップ」(1,680円)。
北海道新幹線開業1周年記念駅弁だそうです。
意外と濃い味で美味しかった。
▼夏休みということもあり、新青森駅からは、ほぼ満席。
新函館北斗駅から乗車した人達は、盛岡駅や仙台駅で多く下車していましたが、交代で乗車してくる人も多く、最後まで車内は満席に近い状態でした。
4月の人事異動で、忙しくて、なかなか有給休暇が取得できない部所になってしまい、3月の紀伊半島1周旅以来で、復路のみでしたが、短くとも楽しい北海道新幹線の乗車となりました。
JR北海道所有のH 5系に乗車できませんでしたが、初めて新幹線で青函トンネルを抜け、超感動しました。
今回は、家族旅行に便乗のチョットした鉄旅でしたが、天気も晴れて良い思い出となりました。