神海(こうみ)駅は、樽見鉄道 樽見線の駅です。
平成元年に旧国鉄 樽見線が第三セクター化され、樽見鉄道 樽見線になりました。
また、旧国鉄時代は、この駅が終着駅でした。
駅舎は、トタン張り切妻屋根に、壁はモルタルの平屋造です。
質素ながらも、どこか懐かしい感じのする駅です。
岐阜県本巣市神海
1958(昭和33年)4月29日開業
▼駅舎全景。
▼正面の駅名表示。
旧国鉄時代は「美濃神海(みのこうみ)駅」。
「美濃」の部分だけ取り外した形跡があります。
▼旧国鉄の駅舎だったので、建物財産標がありました。
一部不鮮明ですが、「鉄 01 ??? S33年3月」と記されています。
▼無人駅には、公募により選ばれ委託された「市民駅長」がいますので、待合室内は清潔です。
▼窓口やチッキ跡が残っています。
この駅の市民駅長は若い男性で、車で巡回してきた神海鉄道の職員(?)らしき男性に、駅事務室内を改装して喫茶店にしたいと話をしていました。
▼駅舎のすぐ構内側に倉庫らしき建物があります。
▼実は以前、駅近くの商店主が事務室内で喫茶店を経営していました。
その時の入り口が写真右側の緑色の扉です。
▼改札を抜けると、ホームへは構内踏切を渡ります。
▼ホームは、島式1面2線です。
▼駅名標。
▼気動車が煙を吐きながらホームを離れます。