塩狩(しおかり)駅は、JR北海道 宗谷本線の駅です。
駅舎は、緑のトタンの切妻屋根の木造駅舎です。
駅が塩狩峠の頂上付近なので、駅入口付近に民家が数軒あるのみです。
また、小説「塩狩峠」(三浦綾子著)の舞台になった場所です。
この小説「塩狩峠」は、塩狩駅がまだ設置されていない明治時代に、当時の国鉄職員だった青年が結納に向かう途中、たまたま乗車していた客車が塩狩峠で連結器が外れてしまい、身を挺して大事故を防いだ実話に基づく物語です。
付近には、この青年の顕彰碑や三浦綾子旧宅を移築した塩狩峠記念館があります。
北海道上川郡和寒町字塩狩
1924年(大正13年)11月25日開業
▼駅入口より駅舎を望む。
▼駅舎の出入口は、ホーム側しかありませんので、待合室に入るにはホーム側から出入りしなくてはなりません。
▼ホーム側から駅舎を見たところ。
ホームは駅舎よりさらに低く、数段の階段を下ります。
▼駅名板もホーム側にあります。
▼旧事務室は広く、ストーブ設備もあるようですが、カーテンに遮られて室内がどうなっているかは不明です。
▼待合室は広いのですが、訪問時には出入口の扉が開けっ放しだったせいか、モスラ(大きな蛾)の死骸が散乱していました( ゚Д゚)
窓口跡やチッキ跡は、掲示板で塞がれています。
▼駅舎より低い位置に砂利のホームがあります。
▼駅名標。
▼ホームは、千鳥相対式2面2線です。
ホーム同士は、構内踏切で連絡しています。
▼駅舎側の斜面上に建物がありますが、これは小説「塩狩峠」を著書した三浦綾子の旧宅を移築した塩狩峠記念館です。
▼駅入口の手前に記念館への案内板があります。
▼訪問時は残念ながら閉館していましたが、次に訪れる機会がありましたら、ぜひ見学をしたいと思います。
▼そして、小説「塩狩峠」の主人公のモデルとなった長野政雄氏の殉職地(駅入口付近)には顕彰碑があります。
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