阿波山川(あわやまかわ)駅は、JR四国 徳島線の駅です。
瓦葺の半切妻屋根、壁は改修されてしまっているのでハッキリと分かりませんが、多分、白壁漆喰に下見板張りです。
妻側にある換気窓がワンポイントになっています。
メインの出入口は、妻入りですが、駐輪場所を挟んで平入もあります。
ホームは、駅舎より少し高い位置にあるため、駅舎(改札)を抜け、階段を昇ります。
徳島県吉野川市山川町湯立
1900年(明治33年)8月7日開業
▼駅舎前景。
▼駅名標がありました。
竣工は、大正15年10月のようです。
▼正面と反対側もほぼ同じデザインです。
整列に駐輪された自転車数から、利用者は意外と多そうです。
▼平入から見た待合室内の様子。
5年前までは、職員が配置されていたようなので、改修された窓口も綺麗に残っています。
実は、かなりヒドイ感じの風貌をしたホームレスの方がベンチ上で寝ていたので、待合室内の様子をあまり撮影できませんでした。
▼付け庇(上屋)の建物財産標もありました。
防火造に改修されていますが、これも竣工当時のものみたいです。
▼ホームへは、階段を昇ります。
横にはスロープも設置されていて、バリアフリーになっています。
▼歌碑の反対側には、「安全」と刻まれた石碑があります。
かつて、大きな事故でもあったのでしょうか?
▼ホーム側の駅舎の壁には旧国鉄時代にも使用されていたと思われる駅名標が現在も掲げられています。
▼ホームから駅舎を見たところ。
▼ホームは、単式1面1線です。
すぐ脇には、住宅が迫っています。
▼駅名標。
▼すぐ脇にある踏切より撮影。
▼無人駅ですが徳島~穴吹・阿波池田間を結ぶ、特急「剣山(つるぎやま)」も停車します。