木造駅舎探訪218 ~清水沢駅(JR北海道 石勝線夕張支線)~ | 駅旅の鉄人(てつじん・てつびと)

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駅旅の鉄人(てつじん・てつびと)として、全国を鉄旅しながら、旅先で地域の駅弁を主食しています。
駅舎、時々、駅弁です。
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清水沢(しみずさわ)駅は、JR北海道 石勝線夕張支線の駅です。

駅舎は、青いトタン張りの切妻屋根、壁はスレートで覆われています。

乗降客が少ない割に比較的大きな駅舎なのは、過去に炭鉱の街として栄え、多くの乗降客がいたからだと推測されます。

かつては、三菱大夕張炭鉱と南大夕張炭鉱から採掘された石炭輸送のため、三菱石炭鉱業鉄道(大夕張線)が乗り入れており、さらにそこから先は森林鉄道なども接続されていました。

しかし、現在は乗降客も少なく、大きな駅舎はひっそりと佇んでいます。


北海道夕張市清水沢

1897年(明治30年)2月16日開業


▼駅舎全景。

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▼正面の駅名板。
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▼夕張方面の妻側には煙突があります。
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▼新夕張方面(駅事務室側)の妻側には、増築したような部分があります。
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▼駅員配置駅なので、待合室内は清潔で明るいです。
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▼「頑張れ夕張!!」のスローガンが、どことなく寂しいような・・・
何か新たな観光戦略がないと、観光客もなかなかこちらまで足を伸ばすことはないのではないでしょうか。
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▼ホームから駅舎までは距離があります。
現在のホームと駅舎の間に、三菱石炭鉱業鉄道のホームと線路があった(1987年[昭和62年]に廃止)ので、駅舎との距離が長くなってしまっています。

三菱石炭鉱業鉄道のホームと線路は、JRで使用できなかったのでしょう???

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▼ホームは、単式1面1線です。
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▼駅名標。
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▼ホームと駅舎の距離が離れているので、雨の時や冬場の雪かきは大変でしょうね。
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▼ホームの端(新夕張方面)には、積雪量のスケールが置いてあります。
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▼駅舎の隣(新夕張方面)には、広大なスペースがありますが、ここも何かに使われていたのかも知れません。
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