池田(いけだ)駅は、JR北海道 根室本線の駅です。
かつては、北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線(旧JR池北線)が北見駅まで伸びていました。
「池田」という地名は、北海道らしくないのですが、江戸幕府最後の第15代将軍 徳川慶喜の五男で鳥取藩主の池田家へ婿養子に入った池田仲博(徳川 博)氏が戦後GHQの改革により、華族制度の廃止に伴い貴族院議員の職も失って、その後にこの地へ開拓に入ったのが地名の由来となったそうです。
またその後、十勝沖地震や農作物の凶作に見舞われていたところ、秋に山ブドウが実るのをヒントに十勝でもブドウが育つということで、ワイン作りへと発展していったようです。
なので、駅舎自体は何の変哲もないのですが、ワインに関連するモニュメントが駅舎を飾っています。
北海道中川郡池田町字東一条
1904年(明治27年)12月5日開業
▼駅舎全景。
駅前の噴水は、ワイングラスを模っています。
▼駅舎正面の駅名表示、。▼コルク抜きのモニュメントもあります。
▼待合室は、有人駅なので清潔で、キオスクもあります。
ここで駅弁を注文すると、駅前にある「レストランよねくら」へ電話をしてくれて15~20分で出来立てホヤホヤの駅弁を持ってきてくれます。
▼単式ホームに停車中の帯広行です。
▼駅名標。
▼跨線橋から駅舎側ホームを見た様子。
屋根は、赤いトタン張りで、緩やかな切妻です。
▼ホームは、単式・島式ホーム2面3線です。
▼近くにあるワイン城。
見学自由です。
▼ワイン城より見る池田駅。
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