さぁ、待ちに待った夏の青春18きっぷのシーズンです。
といっても終盤ですが・・・
実は、すでに青春18きっぷの購入をしていたのですが、なかなか休みが取れなくて9月になってしまいました。
このままでは、青春18きっぷを使用せずに終わってしまうと思いながら、仕事を片付け、会議の日程を調整し、何とか2日間だけ休みが取れましたので、1泊2日の鉄旅です。
なので、今シーズンは短い日程で鉄旅をしなくてはならなくなりました。
行き先は、2年経過しても、まだまだ東日本大震災の爪痕が残る東北です。
目的は、釜石線、山田線と大船渡線の乗車と、釜石~都の間の海側の復興状況を見たかったので、盛岡駅を起点とした岩手県にしました。
短い日程なので、新幹線でスタートです。
▼大宮駅から新幹線で移動します。
乗車するのは、やまびこ41号。
▼やまびこ41号は、ちょっとずつ少なくなってきた(?)E2系。▼新花巻駅で下車し、ここから青春18きっぷ旅のスタートです。
▼釜石線の駅名標は、宮沢賢治の銀河鉄道を意識した駅名標です。
▼天気も良く、のどかな風景も広がり、気持ちもハイになります。
鉄旅の良さを実感できる時間です。
▼最初の訪問駅は、民話の里・遠野(とおの)駅です。
柳田國男の「遠野物語」で有名ですね。
駅前には、河童のモニュメントがあります。
実は、遠野駅訪問は3回目なのです。
残り分使用できるか日程的に微妙です。。。
▼釜石線の終着駅、釜石(かまいし)駅です。
この先山田線が津波の被害で不通のため、ここから路線バスで海岸線沿いに宮古へ向かいます。
▼バスの乗り継ぎ地点である岩手船越(いわてふなこし)駅。
津波の被害から逃れられたものの、震災以降、列車が運行していないので、駅舎は板で塞がれていました。
▼この岩手船越駅は、本州最東端の駅だそうです。
線路が錆びついていて、ホームも雑草が生い茂り、残念な光景でした。
▼岩手船越駅前から再びバスで宮古駅へ向かいます。
車窓からは、青い空と穏やかな海と、まだまだ手つかずの被災した建物との何とも言えないギャップが虚しさを感じました。
しかし、プレハブで商売する店舗や新しい建物が建っていたり、ちょっとずつですが復興の兆しも見ることが出来ました。
がんばれ、東北!
▼宮古(みやこ)駅に到着しました。
確か2年前に訪問した時と屋根の色が違っていて、改修されたようです。
ここから、山田線をぶらり途中下車しながら、本日の宿泊地、盛岡(もりおか)駅を目指します。
▼茂市(もいち)駅。2010年(平成22年)7月30日に発生した土砂崩れによる脱線事故から、運休になったまま今年の4月1日に廃線となった岩泉線の分岐駅でした。
▼平津戸(ひらつど)駅。
ここで1時間30分ほどの待ち時間にあっという間に暗くなってしまいました。
確実に日が短くなっていますねぇ。
▼盛岡駅に到着したのは、20時30分過ぎ。駅ビルのお店は、ほとんどが閉店していました。
盛岡の夜は早かった。。。
▼仕方がないので、駅近くにあるじゃじゃ麺のお店へ行きました。今夜のディナー(?)は、盛岡じゃじゃ麺です。