海路(かいじ)駅は、JR九州 肥薩線の駅です。
球磨川沿いを走行する肥薩線にあります。
目の前には、球磨川を堰き止めた瀬戸石ダムがあり、かつてあった集落の一部がダムの中に沈んでいます。
付近に廃校となった海路小学校があります。
集落の繁栄を物語っていた小学校も集落の大部分がダムに沈んでしまったことに伴い、児童数が激減となり廃校を余儀なくされたのでしょう。
また、ダムに沈むことを逃れた民家も数軒ありますが、過疎化が進みつつ廃屋もあります。
対岸には国道219号線が走行していますが、2駅離れた白石駅まで行かないと橋がないので、渡れません。
熊本県葦北郡芦北町大字海路
1952年(昭和27年)6月1日開業
▼駅全景。
▼山の斜面を削っているので、ホームは狭いです。
▼待合所に掲げられている駅名板。▼駅名標。
▼ホームは、単式1面1線です。
目の前の道路は、対岸には渡れずに瀬戸石ダムにしか行けません。
▼ホームと待合所。
背後は山の急斜面です。
▼駅前には、球磨川を堰き止めた瀬戸石ダムになっています。
対岸には、国道219号線が球磨川に沿って走行していますが、付近に橋がないので対岸には渡れません。
▼ホームを降りてすぐ、山側に続く道へ進むと廃校となった小学校があります。▼海路小学校と書いてありました。
集落がダムに沈んで児童数が激減したのでしょう。
▼ダムに沈まなかった家屋も一部廃屋になっています。
山奥の不便な場所では、若者は仕事も見つからないので、過疎化が進むばかりですね。