九州滞在3日目(実質、鉄活動は2日目)。
夜には熊本空港から羽田空港へ戻らなければなりません。
前夜は、人吉温泉に浸かり、早朝からの移動の疲れも癒えてリフレッシュして、この日もスタートです。
▼人吉(ひとよし)駅で出発を待つ、肥薩線のキハ31形。
▼人吉駅の駅名標。熊本県内最大の川である球磨川の急流を舟で下る「くま川下り」のイラストが描かれています。
▼ホーム先端から見える人吉機関庫。1911年(明治44)年の建築で、今も現役の石造機関庫としては国内唯一だそうです。
▼この日、最初の訪問駅は前日に3回も訪れた肥薩線で一番標高の高い場所にある矢岳(やたけ)駅。
昨日は、実に3回も訪問したのですが、いさぶろう・いんぺい号での短時間停車で団体客が多かったので、ゆっくり・じっくり駅の雰囲気を楽しめなかったのです。
なので、静かにゆっくり・じっくりと観察したい為、前日と合わせ4回目の訪問です。
ですが、ここで大失態。
携帯電話を車内に置き忘れてしまったことを列車が発車してから気づきました。
すったり、もんだりして、結局、折り返し列車の往路と同じ運転士さんが持ってきてくれました、
ナイス・ファインプレーです、運転士さん。
ブルーな気持ちが一気にハッピーになりました。
乗り継ぎや訪問駅の都合で、九州横断特急で移動します。
▼人吉~八代間は、球磨川の流れに沿って走ります。
車窓からの眺望は、とても素晴らしいです。
▼古い大きな木造駅舎がある坂本(さかもと)駅。
九州内の全列車の普通列車の自由席に乗車できます。
▼那良口(ならぐち)駅。
付近に民家などない駅を訪れた時にいつも思うのですが、追い剥ぎや暴漢などに襲われたらどうしようかと・・・
▼吉尾(よしお)駅。
ここで、少々恥ずかしい経験をしました。
行程作成ミスなのですが、まだ列車がしばらく来ないと思って、次の列車までの間、開放型の待合所のベンチに座ってくつろぎながら駅弁を広げて食べていたら、列車がホームにやってきました。
行程作成ミスなのですが、まだ列車がしばらく来ないと思って、次の列車までの間、開放型の待合所のベンチに座ってくつろぎながら駅弁を広げて食べていたら、列車がホームにやってきました。
キハ220系だったので、ちょうど目の前に展望窓が停まり、座っていたオバちゃんとお見合い状態になってしまいました。
当然、箸は止まってしまいました。
しかも、乗る予定の列車を見送ってしまい、訪問予定の駅をひとつ減らす結果になってしまいました。
▼この旅最後の訪問駅、海路(かいじ)駅。
ここで、約1時間30分待ち。
周囲を散策しましたが、近くに廃校となった小学校や廃屋がありました。
▼熊本駅に到着し、バスで熊本空港へ向かって、あとは羽田空港へ戻るだけです。
今回の鹿児島・熊本の駅旅は、9月の青春18きっぷ旅のリベンジとして急に思い立ちました。
往復は日程的に時間を取られるのが厳しいので航空機にしましたが、前回と同じ実質2日間の鉄活動でした。
ただ違うのは、天気が晴れだったということ。
雨だと駅を訪れた時に周辺を散策するのが大変なのです。
やはり晴れてなくちゃ、気分も、景色も良くありません。
行ってみたかった肥薩線のスイッチバックの真幸駅、日本三大車窓の矢岳越えの矢岳駅、ループ内にあるスイッチバックの大畑駅。
観光化されてしまって、心境は複雑でしたが、行けて良かったです。
静かに駅舎を訪問したい方は、いさぶろう・しんぺい号を避けて、朝夕に真幸駅への訪問をお勧めします。
直前だったので、往復航空機代が高かったけど、また、九州へ行ってみたいと思います。