津軽二股(つがるふたまた)駅は、JR東日本 津軽線の駅です。
津軽今別(つがるいまべつ)駅は、JR北海道 海峡線の駅です。
この両駅は、すぐ隣同士にありますが駅名が違うので、当該駅行き先切符でしか降車はできません。
つまり、津軽線経由で津軽二股駅までの切符を購入して、海峡線経由の津軽今別駅での降車はできないのです。
また、津軽線は大平(おおだい)駅を経て、海峡線は次の停車駅である中小国(なかおぐに)駅で両線が合流します。
本州にJR北海道の駅があるのは不思議な感じがしますが、元々、津軽二股駅は津軽線の駅とし開業しており、国鉄民営化後に、JR東日本の津軽線とは別にJR北海道が管理することとなった青函トンネルが開通した際、地元の強い請願によりJR北海道の海峡線の駅として開業したので、別々の駅名となった経緯があるそうです。
2035年開業を目指す北海道新幹線の停車駅として、この別々の駅は将来的に「(仮称)奥津軽(おくつがる)駅」として統一され新しい立派な駅舎が建設される予定です。
青森県東津軽郡今別町大字大川平字清川
津軽二股駅 1958年(昭和33年)10月22日開業
津軽今別駅 1988年(昭和63年)3月13日開業
津軽二股駅の案内板と津軽今別駅の駅名表示。
北海道新幹線の(仮称)奥津軽駅も既に表示されています。
「道の駅いまべつ」のすぐ脇は、JR東日本の津軽二股駅。
ホームは、単式1面1線です。
JR北海道の津軽今別駅への防雪階段が見えます。
JR北海道 津軽今別駅の駅名表示。
この防雪階段を昇ると・・・そこには、別世界が広がります。
北海道新幹線の工事の為か、不思議な配置になっています。
黄色いポールの誘導に沿って進むと、「函館方面のりば」と案内表示がされているので、間違いなく北海道へ行けるホームがありました。
こちらのJR北海道 津軽今別駅。
ホームは、相対式2面2線です。
ホーム上には、それぞれ上下線ホーム上にログハウス風の小さな待合室があります。
駅名標。
確かに、JR北海道の社色である黄緑帯で、よく見ると「JR北海道」とも表示されています。
本州にいて、JR北海道の駅にいるのは、とても不思議です。この線路の先、青函トンネルを抜けると北の大地・北海道です。
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