出雲大社前(いずもたいしゃまえ)駅は、一畑電車 大社線の駅です。
出雲大社の参道に面している駅舎は、緑の瓦葺で蒲鉾屋根、半円形のファサードにはステンドグラスを貼られた明かり取りがあります。
中近東から東欧にかけての周辺の農家にありそうな納屋風駅舎です。
島根県出雲市大社町杵築南
1930年(昭和5年)2月2日開業
1996年(平成8年) 登録有形文化財
駅舎全景。
登録湯系文化財プレートと近代化産業遺産のプレート。
現在使用されている出札窓口。
券売機があるので、主に問い合わせ等に使用されているようです。
次発電車の表示は、アナログです。
下の棒でクルクル回して時刻表示をします。
待合室の様子と以前使用されていた出札窓口。レチロチックな幾何学的装飾が施されています。
ファサードのステンドグラス。
以前はただの曇りガラスだったのですが、リニューアル時にステンドグラスにしたようです。
ホームから見た駅舎。
駅名標。
ホームは、頭端式1面2線です。
ここからの行先は、殆どが北松江線と接続する川跡駅までです。
島式ホームの隣には、「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」で使用されたデハニ50形52号車が展示されています。