木造駅舎探訪１１０ ～御嶽駅（ＪＲ東日本 青梅線）～

御嶽（みたけ）駅は、ＪＲ東日本　青梅線の駅です。

神社のような駅舎は、青梅電気鉄道の終着駅として、近くにある武蔵御岳神社を模し、昭和４年に建築されました。

周りの山々は植樹された杉がたくさんあり、駅前には多摩川の清流が流れています。

１９９９年（平成１１年）に関東の駅百選に選定されています。

東京都青梅市御岳本町

１９２９年（昭和４年）９月１日開業

駅舎全景。

懸魚も立派です。
まさに匠の技です。

正面入り口の駅名板。

建物財産標には「鉄　本屋１号　昭和４年　月　日」と記してあります。

待合室内は広く、床には玉石が埋め込まれています。

改札。
丸太の柱がラッチの中に立っています。

駅名標。

御岳神社への参拝客の為の臨時改札へ続く降車口があります。
しかし、初詣の時等に使用されていた改札は既に廃止となってしまったようです。

ホームは、島式１面２線です。

側面には、千鳥破風と唐破風の組み合わせを見る事ができます。

背面は壁面に接しているのでありません。

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