高野山(こうやさん)駅は、和歌山県の霊峰・高野山にある南海電気鉄道 鋼索線の駅です。
昭和初期の洋風建築の意匠を基調とした方形(ほうぎょう)屋根に寺院様式の威風堂々とした駅舎で、標高は867メートルです。
駅舎は、開業の2年前の1928年(昭和3年)に竣工されました。
高野山真言宗の総本山で、世界遺産にも登録されている高野山」の参拝の玄関口にふさわしい駅舎です。
和歌山県伊都郡高野町大字高野山国有林第9林班ノは
1930年(昭和5年)6月29日開業
2005年 登録有形文化財
駅舎前景。
方形屋根の頂部には宝珠があります。
所々に丸窓もあり、書院造を意識してるのでしょうか。
駅舎周りは、後の改築改修によるものと思われる回廊様式になっています。
駅前は観光客に備えて朝からバスが待機しています。
高野山駅から高野山中心地の奥の院や金剛峯寺へ直接行く直近道路は、一般車両や歩行者が通行禁止のバス専用道路となっています。
かつて食堂であった2階は、待合室と展望室です。
広く立派です。
左が切符窓口、真中は改札口(入口)、右は2階待合室への階段です。
ちなみに自動券売機はありません。
登録有形文化財の標識がありました。駅名標。
ホームは、頭端式 2面1線。
傾斜が急なので転びそうです。
ケーブルカーから見る高野山駅。
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