翌日は飛騨高山へ行くことにしました。
これまたおいしい朝食をいただいて、出発!
旅館の女将さんに、
「いま水芭蕉がキレイに咲いていますよ」
と教えていただいたので、途中立ち寄りました。
とてもきれいでした。
湿原や綺麗な水辺に生える水芭蕉。
高地の雪解け時期に開花する姿は、見ている私たちを元気にしてくれるようです。
高山はまだ桜を楽しむことができました。
古い街並みにピンク色の桜が映えます。
まずはこのレトロなムード漂う「角一亭」でお昼ご飯をたべました。
大正時代に建てられたという、この赤レンガ造りの建物は、
昭和まで醤油の仕込み蔵として使われていたそうです。
それに奥には味噌蔵があるんですって。
中は公開されていませんでしたが、写真がありました。
そしてここ、飛騨牛料理指定店に認定されているお店。
飛騨高山へ来たら、やっぱり飛騨牛でしょう!
ちょっと贅沢して、霜降りたっぷりの飛騨牛ステーキをいただきました。
脂がしっかりとのっていて、分厚く切ってあるのにとても柔らかい。
おいしかった~♡
その後、「陣屋」を観光しました。
陣屋とは、江戸時代に郡代・代官が治政を行った場所で、
役所や郡代(代官)役宅、御蔵などを総称して陣屋と呼ぶそうです。
幕末には全国に60数ヵ所あったと言われている郡代・代官所の中で、
当時の建物が残っているのはこの高山陣屋だけで、
全国で唯一建物が現存する遺跡で、昭和4年には国史跡に指定されたそうです。
その後、古い街並みの通りを散策。
この通りは国選定重要伝統的建造物群保存地区らしいですよ。
出格子の建物、杉の葉を玉にした酒屋の「酒ばやし」、老舗ののれんなど。
どれもが絵になります。
そして、この日は特別に高山祭の屋台が公開されていました。
普段は屋台蔵に格納されていて、見ることはできないそうです。
屋根には鳳凰、中段には飛龍や獅子の彫刻があり、豪華絢爛でした。
飛騨高山は多くの観光客で賑わっていました。
ゴールデンウィークに入り、日本も少しずつ賑わいを取り戻してきたのかな。
楽しい温泉旅行になりました。