歌舞伎座にて
蜷川幸雄演出の「NINAGAWA十二夜
」を観てきました
役者さんは尾上菊五郎・菊之助を始めとする音羽屋一門です。
観る前は、シェイクスピアの作品を歌舞伎で、しかも蜷川演出で
どのように演じるのだろう。と思っていたけど、かなり歌舞伎として
はまっていました
何より舞台デザイン&演出が豪華
どの場面でも鏡をふんだんに使っていて、舞台に素晴らしい効果を
もたらしています。
屋敷内の場面では奥行きを感じられ、
役者さん達の豪華な衣装の後姿をも見事に映し出していました。
特に、白百合が咲き乱れ、その中に赤い太鼓橋が2つかかっている
シーンがあるんだけど、何とも幻想的。
鏡の効果で、白百合が遥か遠くまで咲き、
橋はいくつもかかっているように見え、本当に美しかったです
蜷川幸雄ならではの演出もあり、笑いあり感動ありの不思議な
魅力のある舞台でした
お話は男女双子のコメディで、その双子の二役を菊之助さんが
演じています。
菊五郎さんも二役を演じています。
双子のシーンでは菊之助さんの早代わりが見事です