ALL桐朋同窓会のご報告
去る平成28年11月6日(日)、記念すべき第一回のALL桐朋同窓会が、
渋谷・セルリアンタワー東急ホテルにて開催されました。
学校法人桐朋学園は、1941年(昭和16年)に第一山水中学校山水高等女学校として設立されてから、今年で75周年を迎えました。
戦後「桐朋」と校名を変えて新たに出発し、音楽部門、短期大学、小学校を開校しながら発展を遂げ、卒業生は約6万人を超えます。
これを期に、男子校・女子校・音大・短大(音楽科・文科・演劇科)の合同の大同窓会が開催された、と言うわけです。
当日の参加者は何と約1200人!
演劇科は今年2度目の同窓会と言うことで、参加者は約30人と控えめではありましたが、懐かしい他の科の友人と出会ったり、恩師と写真を撮ったりと、楽しく過ごすことが出来ました。
今回の同窓会は、盛りだくさんでした。
正午に、音大の卒業生による記念演奏会から始まりました。
この演奏会は、会場の都合により、定員300余名。
皆さんにお聞きいただけなかったのは残念でしたが、入場された方たちの評判は上々で、感動のあまり涙を流して喜んでくださる方もいらっしゃいました。
それに続く、ロビーコンサートは、短大音楽科の卒業生による、和楽器(琴・三味線)の演奏。ロビーで行われたため、少々にぎやかな中の演奏だったのが、残念でありました。
それでも、趣向の違った2つのコンサートを皆さんに堪能して頂けたのではないでしょうか。
さて、いよいよメインイベントのパーティーです。
今回の実行委員長、桐朋学園同窓会会長(男子部)・生江隆之のご挨拶から始まりました。生江氏は、我が演劇科創設に奔走下さった、元短大学長・生江義男先生のご長男で、演劇科第1期生とは同い年、演劇科にも非常に理解のある方です。
その後来賓の方からお言葉を頂戴し、壇上での清酒樽の「鏡開き」と続きます。
段々と盛り上がってきたところで、音大卒業生で、世界的に活躍されている
皆さんの盛り上がりが最高潮になったところで、乾杯、お楽しみのお食事となりました。
会場には、およそ50の小テーブルが配置され、「演劇科」「女子高30期31期」などと札が掲げてあります。おかげで演劇科は皆で集まれましたし、知り合いを探すのにも大いに役立ちました。
これは、10年に一度、合同同窓会を開き、700余名のパーティーを開催している、男子校女子校の実行委員の方たちの、さすがのアイデアでした。
食事タイムが終わったところで、演劇科36期、地曳宏之が、司会として登壇。
今回、我々演劇科は、この余興バージョンを任されました。
14期、沢村正一君がマジシャンとして登場、大きなトランプを使い、カードマジックを披露しました。沢村君曰く、「舞台前の来賓席に、永曾信夫先生、石澤秀二先生がいらっしゃる前でのマジックは、超緊張しました。」
マジックのあとは、家族に3人以上桐朋生がいる方たちを「一家皆桐朋」と呼び、記念品を贈呈、また100円じゃんけんで大盛り上がりを致しました。
最後には全員で、校歌を斉唱し、大同窓会は大団円となりました。
私、三浦庸子は、幸運なことに演劇科同窓会会長として、壇上に上がらしていただきました。
壇上から1200名の方が校歌を斉唱する様子は大迫力で、大変感激いたしました。思いもかけない体験をさせていただきました。
今回声をかけてくださった、男子校女子校の実行委員の方々には、感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の事がきっかけになり、社会で桐朋卒業生に会った時に、同じ桐朋と言うことで、近い存在になることが出来れば、と願っています。
又次の機会があれば、今回以上に演劇科として協力出来ればと思っています。