
第24節








リーグ戦の折り返し地点を過ぎるとJ1昇格のチャンスでもある残り試合が少なく感じる12位の甲府。アウェイ戦に臨む19位の熊本は、目の前の危機であるJ3降格を心配する必要がない順位、勝点を手にしたい。前半戦の対戦は上野 展裕監督就任後2試合目で、甲府が前半に2ゴールを挙げて流れをつかみ、後半も2点を加えて4-1で勝利しているが、6月以降はなかなか勝ち切れない。明治安田J2第15節の水戸戦以来勝利がない熊本は、強さと脆さが背中合わせで安定しない甲府から勝利を挙げたい。
甲府はセンターFWがケガで離脱した期間が長く、6月以降は公式戦の連勝はあってもリーグ戦の連勝が一度もない。今節はジネイと金園 英学の2枚のセンターFWが選択肢に入っている見込みで、上野監督がどういう判断をするのかが注目される。堀米 勇輝、佐藤 和弘、曽根田 穣のシャドー系の選手で前線を構成するのか、ジネイか金園を選択するのかでストロングポイントも攻撃の狙いも変わってくる。
ジネイであればポストプレー、金園であればポストプレーと裏への抜け出しと特徴が変わるが、ともに長期間離脱していて試合勘やコンビネーションという点では不安は残る。シャドー系の3枚なら安定感はあるが、前節は岐阜に1-3の逆転負けを喫しているだけに、どの選択にもリスクはある。熊本との前半戦の対戦ではジュニオール バホスと小塚 和季がいて、個による局面打開ができる場面が少なくなかったが、いまのメンバーではそれが減るだけに、コンビネーションは犠牲にできない。岐阜に敗れて負け数が『8』になり、昇格を目指すにはもう負けることができない甲府は修正しつつ、どこに勝てる可能性の高さを見いだすのか。ホームのサポーターに昇格の希望を感じてもらうためにも、最善の組み合わせを見つけ出したい試合になる。

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