網膜剥がれてくっつくまで〜網膜剥離手術のコト〜② | 民安ともえ オフィシャルブログ 「日々の民安」 Powered by Ameba

網膜剥がれてくっつくまで〜網膜剥離手術のコト〜②

一時的に右目の視力がゼロになりまた治りました。そんな私の網膜剥離手術記録2回目です。

今はすっかり治ったのでご心配はなくね!
同じ症状の方のご参考になればと思います。
------------------------------------------------------
第2回「避難訓練の最中に」

飛蚊症を患って何ヶ月か経っていました。

その間に、なないろクリップはああなってこうなった訳ですが…(簡単にいうと愛踊祭の地区予選で敗れた)

本当に国内外、沢山の人に助けてもらって応援してもらった愛踊祭でした。4位になった時は嬉しかったな…。
なないろクリップでの活動再開を勝ち取る事は出来なかったけど、熱い夏を過ごしました。

そんな大騒ぎも一段落した残暑のある日。
家で寝ていたら早朝に宣伝カーが回って来ました。

「これから、町内の避難訓練を行います。時間のある人は参加してください。繰り返します…」

避難訓練。
出た事ないな。
むしろどこに避難するんだろこの町内。

同じくまだふにゃふにゃ寝てる圭佑さんをユサユサ起こして、2人して宣伝カーが言っていた裏の公園へ向かいました。
とても暑い日でした。

行ってみると、2つの町内会の合同訓練として、それぞれの町内会の人が分かれて集まっています。

( ;∀;) あれ…
しまった………
これ誰でも参加じゃないぞ。。
町内会イベントだ。

宣伝カーはそんな事言ってなかったけど、町内会の会員対象イベントだったのです。
しまった。町内会とか入ってねぇ。。

気がついた私は圭佑さんとその場をそっと離脱しようとしました。そこへ

「あらーー、若い人が!どこの町内会?」

( ;∀;)うおおおすみません!違うんです!

民「あの、すみません、避難訓練と聞いて来ちゃったんですが、町内会には入ってないので、帰ります💦」

「ええ?いいのよお、若い人にいて欲しいわ。
住んでるのはどこ?」

( ;∀;)えーとえーと

「いいから。あの人にね、挨拶に行って。それで、参加しなさい!!!」

( ;∀;)冷や汗←超人見知りなので嫌な汗をかいている

午前中の炎天下の中冷や汗をかきながら、どうしようどうしよう、と逃げるわけにもいかず知らない強いおばさま方に挟まれつつ。
すぐ終わるのかなと思った訓練は、放水訓練やAEDの使い方を教わる時間のかかるもので、見知らぬご町内の方々と一緒にそれを眺める事になりました。

そうしたら。突然。


ちょうどそっくりな画像見つけたので。
まさにこんな感じでした。

右目の中に、水に墨を落としたように上からポトリと黒いシミが広がりました。

元々飛蚊症のゴミも見えてた訳なんですがそこにビッグニューフェイス登場な感じ。

( ゚д゚)えっ?えっ、何これどうしよう。。

しかし家に帰れる空気ではありません。
右目の異変には気がつきつつ、とりあえずそのまま避難訓練に参列すること1時間半…。

最後に緊急用の水や食料を配る段になってからやっと、流石に町内会費も納めてないのに貰うわけにいかないので人混みに紛れて見つからないようにそっと逃げ帰りました。


その後、急ぎのPC作業があり
帰宅してからすぐ1,2時間パソコンに向かっている時に。

( ゚д゚) ・・・ 

(つд⊂)ゴシゴシ 

なんか、見え方がおかしい…。

(;゚д゚) ・・・ 

(つд⊂)ゴシゴシゴシ

(つд ゜)ソッ

(;゚Д゚) …!? 


右目が、

見えてない!!!!

目は両方あるので、作業しててもすぐには右目だけの異変に気がつかなかったのです。

左目を隠すと、
うすーい茶色に染まった半透明の空間が広がり、縁の方でうっすら景色が見えてるものの真ん中を中心に8割の視界が見えない状態になっていました。
しかも、これまでの飛蚊症の黒ではなく、
茶色。赤サビのような…

……これは。血の色だ。

民「けーさん」
旦那様「どうしたのー?」
民「あのねぇ、ヤバいかも。あのね、右目が見えなくなっちゃった。これから病院に行きます」
旦「えええええええええええええ?!!!」


そりゃ驚くよね、ごめんよ旦那様…。

しかし折悪く日曜日。
1番近い救急を調べるものの、どの病院にも眼科の専門医の人がいません。
そんな中で「専門医はいないんですけどとりあえず来てください」と言ってくれたのがT大病院。
取るものもとりあえず、圭佑さんと2人で病院へ向かいました。

日曜の外来はシーンとしてロビーの電気も消えてます。救急で来たもうひと家族と私たち夫婦のみ。

若い先生?が来て目を見てくれる。
初めは、いやー、なんでしょうね、と軽いノリで診察していたものの、右目の視力がほぼ無い事がわかったあたりで若い先生が敬語になる。

どっちみち、日曜日の病院では緊急手術でもない限り何も出来ないのだ。
というか、万が一緊急の手術が必要だったとしてもそれを診断出来る人がいない。

「明日、担当の先生に予約を入れておきますから朝イチでもう一度来てください」
民・旦「…はい」

ところで。
痛みは全くありませんでした。
しかし右目が見えてない。

民「けーさん」
旦「なに?大丈夫?」
民「ちょっと教えて欲しいんだけど…
私ね、今右目が見えてないからさ…
なんというか、外から見てさ。
焦点が合ってないとか黒目が外向いてるとか、見ていて怖い感じになってたり…しない?」
旦「大丈夫だよ。なってないよ。いつも通りだよ」
民「そっかー」

痛みもなく、見た目もいつも通り。
でも右目が見えてない。
遠近感が取れないので階段があぶない。

夫婦で手を繋いで、ゆっくりと帰りました。
とにかく、また明日だ。明日どうなるんだろう。

次回「突然手術??」

良かったらいいね!や
読者登録も宜しくお願い致します(*^^*)