着物にまつわる冒険2 | 民安ともえ オフィシャルブログ 「日々の民安」 Powered by Ameba

着物にまつわる冒険2

前々から約束していたちひろ姉のおうちへ
沢山の着物を見に行きました。
人からのいただきモノの着物がものすごい沢山あって
民が着られるサイズのものをよけておいてくれてるんだそうなのです!!

せっかくなので自分も着物を着て行きました。
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もう秋なので半襟をチェックの赤にしてみたー!!
お着物はポリのしましま単衣デス。洋服ぽいでしょ。


さてさて。ちひろ姉宅に辿り着いて
見せてもらったら。

あるわ、あるわ・・・・・・・!!!!

(((( ;゚д゚)))アワワワワすっげーイイ着物が

ダンボールいっぱいにー!!


いつもなら
「全部下さい!!」で食いつく民安なのですが
きちんとすぐ着るモノを中心に選んでみました。
織りの繊細なアラベスクな感じの帯や大島風の渋いお着物。
昔流行ったというウールの黄八丈風普段着。
銘仙のやわらかい着物やお羽織、長羽織。
今ギリギリで着られるサマーっぽいウール。

テンション上がりまくりです。
全部試着しましたー!!!!

着物は、自分で買うのもあるんですが
実は人から戴く事の方が多いくらいなのです。

着物が好きだーと公言して生きていると
ふと、いろんな方が着物をくれます。

娘がいないという年上の女性から
「着物すきなんですって?」
と昔のお下がりを戴いたり、
ご家族に着物を着る人がいないおうちの、
故人のたんすの中身を分けていただいたり。

亡くなった方のモノ、というと倦厭されそうですが
着物はイイものは100年持つという服ですから
なんだかんだ誰かのものを誰かへ、という風習に乗っかった服飾文化です。
そういうのもステキだと思うデスよ。

民安は、おうちの都合で引越しが多かったので
子供の頃からあまりおばあちゃんや親戚に会った事がありませんでした。
(うちには親戚はいない!と子供の頃マジで思ってた。
ちょっと大きくなってからは、
「両親はかけおちだったから絶縁されてるんだ」と誤解していた/笑)

まわりまわって、民安の所に来た着物。秋から大切に
着たいと思います。ちひろ姉、民の知らないご家族の方、
そんでおばーさん、ありがとうありがとう。
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今日のおやつ。
東京駅で買ってった「東京ばな奈」の
バウム・ブリュレ。
しっとりクーヘンにパキッとしたカラメルかけ。
焼きバナナ風の味でした。うまうま。