6月26日の「説明会」が、あまりにも不評だったのを、佐賀県知事自身もまずいと感じたらしく、20日の県議会で、7月8日に改めて大規模な説明会を行うと発表がありました。
一方、住民主催の説明会の要請は、却下されました。
そして、一昨日明らかになりました7月8日説明会の概要ですが、入場者数550名とするも、入場者枠は玄海町・唐津市が各50人、佐賀市を含む市は20人、町は10人というものであるとのことです。
既に稼働容認した玄海町に、多くの入場枠を振り分ける論理が、さっぱり分かりません。原発立地場所に近いところほど、不安にかられる人が多いという理屈なのかもしれませんが、唐津市とほとんど距離に差がない伊万里市とか、どうでもいいんでしょうかね。原発で働いている人が多い自治体の住民数を多くし、説明会で「納得」の空気を作り出す操作としか考えられません。
人数枠を超えた応募があった場合は、抽選だそうです。
(詳しくはここを参照 http://www.pref.saga.lg.jp/web/cyumoku/_55664.html )
知事は、28日、海江田経産相に対し、知事本人は再稼働容認であるものの、県議会と周辺自治体の同意を得た後に、最終的な判断をくだすと回答しました。後者は、この住民説明会を実施して、了解を取り付けたという形にするつもりでしょう。
気になる県議会での動きですが、昨日7月1日の県議会の原子力安全対策委員会では、反対派の議員から猛烈な反発に見舞われ、議会の最終的な了承を得るところまではいきませんでした。しかし、最大会派の自民党が、基本的に再稼働に異論を挟まなかったことをもって、知事は県議会の了承を得たとして、事を進めるつもりのようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110701-00000114-mai-pol
しかし、自民党の議員にも、ブログなどでかなり原発の安全性に疑問を持っていて、迷っている人もいるようで、これも最終的な結論は、11日の特別委員会に持ち越すようです。自民党の、どの議員が迷っているかは、それぞれの議員のHPやブログで確認してみましょう。http://ameblo.jp/tomodoi/entry-10938985396.html 迷っている議員には、今一度、原発を再稼働することが無謀な事であるというのを訴えなければなりません。自民党の国会議員などにも働きかけて、彼らを動かす努力も必要です。これをご覧になった方、地元の自民党の国会議員事務所に連絡して、佐賀の県支部などに働きかけるよう要請してみて下さい。
県議会での情勢も、今後どのように推移するかは分かりませんが、情勢はかなり悪いと言わざるをえません。
知事の心づもりでは、8日の説明会で住民了承を取り付けた形にし、11日の県議会特別委員会で最終判断というシナリオのようです。
しかしまた、1日の県議会では、菅首相の佐賀訪問を促して、そこで説明を受けるよう求める議員もおり、知事も可能ならばそれを要請したいとの発言がありました。知事としては、とことん誰かに判断を委ねる算段で頭がいっぱいのようです。独断で、とんでもないことをズバズバ決められるよりかはましですが。
とりあえず、今のところは県議会と知事に引き続き、説得の手紙や電話をすることが一番重要なようです。可能な方法があれば、11日に佐賀入りするかもしれない菅首相にも働きかけるべきなのでしょうが。
その他に、8日から11日にかけての4日間、佐賀の現地では、さまざまな抗議行動が予定されているようです。県外の人でも参加しやすそうな抗議行動がありましたら、このブログでも積極的に発信していこうと思います。