作文は、人権を主題にして宿題として出されていた。松竹君は「空気」のタイトルで、なぜいじめが起こるかや、なくすためにはどうすればいいかなどを約２０００字でつづっていた。松竹君の死後、学校から両親に返還された。
以上ヤフーニュースより引用
作文の内容はリンク先に掲載されてますが、中学生にも関わらず上手な文章で良くまとめられており、彼が秀才であったことが伺えます。
２０１３年４月１３日に放映された「リーガル・ハイ」スペシャルで堺雅人扮する古美門弁護士の名弁論と通ずる内容で、いじめの空気感について述べ間接的にＳＯＳを出していた事がわかります。
いじめ自殺は自分が学生の頃の３０年前からありました。
いじめは当然もっと大昔からあります。
いじめの構造も自分の学生の頃から一緒です。
いじめの構造も理由も大昔から小学生でも解っており、変わらないのにちっとも解決しません。
この問題を解決する方法はただ一つ……。みんなが親友になることだ。そう、実はすごく簡単なはずなのだ。人の笑顔は人を笑顔にし、その笑顔がまた別の人を笑顔にすると思う。僕の好きな歌にこういう歌詞がある。「空気なんてよまずに笑っとけ、笑顔笑顔、笑うかどには福来たる」。暗い顔をしていてもいいことは起こらない。学校で習う数学の公式や英単語を忘れても、笑顔の大切さだけは忘れないでください。
以上松竹さんの作文より引用
非常に残念ですが、上記のような世界はディズニーランドだけの夢の世界です。
現世においてこれを実現するのは１００万年経っても無理です。
彼が夢の世界の理想を追うほど、惨たらしい現実世界とのギャップに耐えられずに自ら命を絶つ程、絶望したのでしょう。
人は子供の頃からスクールカーストの下だと思われるのが最も嫌です。そして親には絶対知られたくありません。だから今回のように自殺するまで、親がいじめられている事に気づかないケースがよくあります。
そしてこの少年のように成績が良い子だと尚更、認めたくはありません。そして空気が読めなかった自分が悪いと自分で洗脳していくのです。
今回もいつものいじめ自殺と変わらず学校側はいじめが原因だと認めていません。
高額な給与と高額な共済年金・職域加算と名誉を守るために、明らかにいじめ自殺にも関わらず
学校組織の全力でいじめを隠ぺいします。
一人の少年が自殺するまで追い詰めておいて、いじめた加害者は何のリスクも負いません。
だって先生全員が全力をあげて加害者の罪を無かった事にしてくれるんですから。
子供はそんな事、全部お見通しですから手を抜かずに苛め抜きます。
もう、理由とか空気とかそんな話でいじめを自己肯定するのは止めましょう。
いじめとは、いじめる方にとって毎日、ノーリスクで無抵抗な人間をいたぶり続けれる、最高の生で味わえる娯楽。←これがいじめる側の本音です。
いじめは人間が生き物として本来持ってる本能です。
しかし、いじめは間違いなくそれ自体で犯罪です。
しかも痴漢のような性犯罪と同列の最低のハレンチ罪です。だって本能のおもむくままに何ら金銭的メリットも無いのに行う愉快犯なんですから。
今回の事件でも、いつものように大型掲示板では「いじめられたら倍返しすればいい」っていう論調がありましたが、いじめる側は反撃しない子供だけを狙ってくるので、そもそも前提が間違ってます。
例えば「痴漢されたら痴漢し返せばいい」と言えますか？
違いますよね。卑劣なハレンチ犯は問答無用で逮捕ですよね。
いじめも同じです。
うざいから、暗いから、空気読まないからetc・・・全部いじめの理由になりませんから。
いじめ自体がハレンチ犯ですから、いじめを正当化できる理由なんてこの世に存在しません。
そこで自分が考えるいじめ被害者のなくし方ですが、
とにかくいじめられっ子は犯罪被害者な訳ですから、救済手段を講じます。
①いじめにあった場合の不登校については、ネット等の通信教育にて学校側が責任を持つ事。
②いじめ不登校による内申点等の一切の教育的不利益を発生させない事。
③いじめによる不登校の場合は卒業資格を授与する事。
④高校・大学側は入試においていじめによる不登校を不利に扱わない事。
⑤いじめによる転校を希望する場合は金銭的な補助を講ずる事。
⑥全ての学校にいじめ対策室という専任の部署と担当を作る事。
⑦多くのいじめはフリータイムに起きているという認識にたち、必ず大人による監視をつけてクラス内治外法権（弱肉強食のリアル北斗の拳状態）を無くす事。
以上、現在毎年使っている膨大な教育予算（先生方の高額な人件費）のほんの少しを削ればすぐにでも出来る事ばかりです。
最終的には、『いじめ＝人がする最低の恥ずべき犯罪』という共通認識を小学生でも持てるようにすべきなんだと思います。
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