4月17日〜19日まで、会派視察で九州に行ってまいりました。

 

視察の目的としては大きく以下4点。

 

1、宮崎市議会の取り組みでマニフェスト大賞躍進書優秀賞を受賞した「みやだん」の取り組みを通じて、藤沢市議会の公報公聴機能の充実についての参考とするため。

 

2、大分市議会の防災会議と議会BCPを学び、藤沢市議会と藤沢市における防災力向上の取り組みにつなげるため。

 

3、大分市のコンベンション機能とMICE支援の取り組みを学び、藤沢市でのMICE実施に向けての検討材料とするため。

 

4、北九州市のヤングケアラー支援の取り組みを学び、現在、藤沢市議会政策会議で検討が進んでいるケアラー支援条例の策定作業における検討材料とするため。

 

どれも、現在藤沢市議会や藤沢市において、前年度から申し送り事項であったり、継続的に検討されている課題であったりします。全ての視察が大変に細かく、かつ現地の視察も交えて、勉強させていただきました。

 

視察地で説明のご対応いただいた職員の皆様及び議員の皆様に心から感謝申し上げます。

 

よく、視察なんて説明を聞くだけなんだしリモートで十分では?という事を言う議員もいます。

確かに「説明を聞く」だけでしたらリモートでできます。

 

しかし、はっきり言いますとそれは「視察」としては、あまり意味がありません。

 

これは、私が多くの視察の受け入れや、リモート視察の説明をしてきた経験も踏まえての実感です。

 

リモートでは相手の本音は聞き出せませんし、受け入れ側としても説明でも本音は絶対に言えません。

裏話的な話や失敗談も聞けないでしょう。

実はこうした本音に視察の「実」があると言えます。

 

また、現地を見ずしてリモートで視察を行ったことで、知った風に感じることは、情報としてかなり薄いとも言えます。

自分の目で見て体感することができる現地視察とは大きな情報の差です。

 

ですので、私は現地視察と現地の議員との交流機会を大切にしています。

 

今回、2泊3日で九州3県に視察に行かせていただいた経費は、飛行機代、電車代、バス代、宿泊費で9万円弱でした。

(全て、議会事務局を通じて視察アポを取っています。また議会事務局が常任委員会視察で使用している旅行代理店で航空券や宿泊場所などの手配をお願いしています。)

 

今回の視察も今後の議会活動に着実に活かしてまいります。

視察報告の細かい内容につきましては、以下の添付の視察報告書でご確認ください。