こんばんは。
藤沢市議会議員の友田そうやです。
藤沢市では先週で12月定例会が閉会しました。
今定例会では、私がスケートボード協会会長の立場として関係する注目案件としては、、、
■新たなスポーツ推進計画にスケートボードの推進支援の記載がされた事
■鵠沼海浜公園スケートパークのP-PFIの事業者決定
などがあり、藤沢において着々とスケートボード環境向上の取り組みが進んでいる点です。
今後、秋葉台体育館横に北部スケートボードプレイパークが出来ますが、引き続き、スケートボード環境の向上に向けて提言につとめていきます。
で、話しはタイトルの内容に。
最終日、議会がちょっとした空転となりました。
理由は、すでに補正予算として議決された議案の記載にミスがあった事。
内容は、老人福祉センターの空調工事の工期について、
9月までかかるところを、議案資料には6月中に終わると記載されていたことで、
その修正の取り扱いについて議会運営委員会では様々な意見があり暫時休憩となりました。
また私が委員長をしている補正予算常任委員会においても、勿論、工期についての質疑が各委員からあり、答弁でも夏前の6月までに設置すると答弁・説明があったわけです。
こうしたことから、各委員は6月工期を前提とした採決をしております。(当然ながら9月工期となるなら否決とはならないのではありますが。)
問題は、議決をすでにしてしまっている議案資料の訂正という点です。
議案前にわかっているならば資料差し替えで修正すればいいわけですが、議決済み。且つ定例会最終日。
こうした前例のない状況に、議会が混乱しました。
結果、本会議では副市長が訂正と謝罪をし、その後、補正予算常任委員会を開催した場で、あらためて副市長より報告をし、その報告に対して委員から発言(質疑や意見)を認める形で進行されました。
補正予算常任委員会では委員からこうした議案資料の間違え、事業における関係各課との連携不足などに、多くの指摘がありました。
補正予算常任委員会後の本会議では延会手続きをし、本会議では市長がこうした事態を陳謝。
一見、ただの説明資料のミスだろ?大した話しではないだろと思われるかもしれませんが、根本は、この工期について委員から質疑があったのにも関わらず、担当課(公共建築課、高齢者支援課)も工期について6月が間違えと気が付かず、6月と思い込んで間違った答弁までしてしまっていたという点です。
また、議会という場に上程された公の資料のミスのみならず、議決する事項は、地方自治法に定められているので、法のもと議決された後に、そのミスに気がついたという点が一番の問題であったわけです。
藤沢市の議案資料や報告資料にはちょくちょくミスが散見されますので、今後、改善をお願いしたいものです。