藤沢市議会議員選挙が始まった。
全国で立候補者が減っている傾向のあるなか、藤沢市には、36の議席に49人の立候補者が名乗りを上げた。
無投票選挙の報道が増えるなか、藤沢市のように有権者の選択肢が増えることは喜ばしい。
かくいう私も3期目に向け立候補届け出を済ませ、初日をボランティアの皆様に支えていただいて活動をしている。
藤沢市の選挙ポスターを貼る掲示板は541箇所。
この全ての掲示板にポスターを貼る作業は、それなりに人員が必要であり、無所属かつ団体支援を貰わない新人にとっての壁となる。新人ではない私でも多くのボランティアに支えられてこそ、全てに貼ることが出来る。ひとりでは選挙期間中に541箇所貼るのはかなり難しいだろう。
選挙の度に感じるのは、各立候補者陣営が選挙ポスターを貼る理由はどこにあるのだろうか?という事だ。
そもそも、選挙ポスターは有権者のためにある。
立候補者が我先にと速く貼り、陣営の力をみせるためにあるわけではない。
また、様々な団体支援がある政党候補者は、業界が政党候補者の選挙ポスターをまとめて貼るなどしてくれるため、団体支援のない無所属新人との大きな差になる。
立候補しやすい環境と叫ばれる昨今、いつの時代までこうした選挙ポスター掲示板という仕組みが続いていくのだろうか。
有権者にとって1番よい仕組みに変える必要があると考える。
藤沢市議会議員選挙の投票日は4/21日。
期日前投票は明日から始まる。
藤沢市は立候補者が多いが、投票率が県内最下位。
有権者にはまずは、投票行動で選挙に参加してもらうことを願うばかりだ。