$「湘南のトムソーヤ」友田そうや(藤沢市議会議員) ブログ

午前中から関内で行われた横浜オープンデータソリューション発展委員会主催による「オープンデータと情報デザイン」のオープンディスカッションに参加しました。
講師は首都大学大学院システムデザイン研究所准教授の渡邊英徳 氏。

渡邊先生が手掛けた「東日本大震災アーカイブ」「ヒロシマアーカイブ」「震災ビッグデータの可視化コンテンツ」などデジタルアーカイブにおけるデータのビジュアルライゼーションの事例について、そして横浜におけるオープンデータの発展についてお話をいただきました。

後半はオープンデータによるみなとみらいAR歴史体験ツアーin横浜開港祭という実際にARアプリを使いながら可視化された横浜を歩くという体験ツアーがあり参加したかったのですが、残念ながらすぐに新橋の公開講座に参加するために移動しなければならず、このツアーには行けず。
そしてさらに残念なのは・・
その新橋で開催された『都市問題』公開講座「見果てぬ夢か?道州制」のパネルディスカッションでは道州制についての議論は深まることなく、
パネラーも雲を掴むような感覚で話されるばかりで

非常に退屈な時間 となってしまった。

これだったらARアプリ体験ツアーに参加したほうが余程に有意義な時間とおなったはず。
講演は知名度だけで判断はできないですね!

渡邊先生のお話と講演内容は、はっきりいって私がいままで受けてきた講演の中でも
トップクラスに面白かった&参考になった。


何よりも、藤沢市においても渡邊先生の技術を活用したオープンデータ・ビッグデータのデジタルアーカイブやARアプリを使えば、、
例えば、今の藤沢市の街並みに藤沢宿の当時の資料を重ねて可視化しスマートフォンやタブレット端末でビジュアルライゼーションを可能にしたり、オープンデータを活用して藤沢市の市民サービス向上アプリを作るなど、いろいろと面白い試みがいろいろと出来そうでワクワクします。
なによりも印象的なのは、大切なのは過去を未来に繋げるということ。

またぜひ違う機会で渡邊先生の講演を聞きにいこうと思う。