【衆議院選挙前の考察】
復興財源の流用について。
報道等でご承知のとおりかと思いますが、実は復興に関係ない事業にも復興財源が使うことができたのには、政権がお墨付きを与えた、官僚による確信犯的、計画的な仕掛けがあったのです。平成23年5月10日に決められた、東日本大震災復興構想会議決定の中の復興構想には、原則5として、「被災地域の復興なくして日本経済の再生はない。日本経済の再生なくして被災地域の真の復興はない。」とあります。

実はこの条文には3党合意後に加筆された部分があります。
「日本経済の再生なくして被災地域の真の復興はない。」が追加され、この事により一見復興とは関係ない事業についても流用が可能となったわけです。この予算の付け替えについては、みんなの党の中西けんじ参院議員が当初から23年度補正予算の円高対策や全国防災が復興債で賄われることになっており問題視しており、国会での審議でも何度もこの問題を取り上げ、政府に確認を繰り返してきた経緯もあります。
そういった指摘があったにもかかわらず復興財源の流用が計画的にされてきたわけです。

こんな政治とは決別しましょう。
そして自公に政権が戻ったら官僚主導政治の繰り返しなのではないでしょうか。
政治を後退させてはいけません。




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