本日は厚生環境常任委員会→100条委員会打合せ→一般質問聞き取りといった議会活動の1日。

皆さんも新聞などで武田薬品工業株式会社湘南研究所において遺伝子組み換え大腸菌などを含む廃液が施設内に漏出したということは既にご存知かと思いますが、本日の委員会では武田薬品側から報告がなされました。

具体的にはP1レベルの毒性のないものであったということですが、
本市と武田薬品では「環境保全に関する協定」を締結しておりますが、武田薬品は文科省の判断を待ち、その後に本市に報告したということで、この辺りの判断によりこの協定に対する武田側の認識の甘さを感じます。
本来ならば、文科省に報告したと同時に本市にも報告すべきことです。

今回の漏出の原因は
②蛇口の閉め忘れというヒューマンエラーであったこと。
③安全装置がなされていない設備(蛇口)ということ。

です。

実際に現場もプロジェクターで映写されましたが、やはり、取り扱うものの特殊性からすれば、本来は蛇口閉め忘れがあった際もストッパーが働き自動止水するようにするべきです。

今後は武田薬品としては、徹底した再発防止と周辺住民に個別訪問し状況説明をしていくということです。

本市としても改善対策書の提出を求め、漏出に関する調査と原因究明・再発防止策について報告するように指導してまいるとのことです。

今回の委員会では委員の質問の最中に、とある傍聴議員から「(武田薬品が)あやまってんだからもういだろ!」といった野次がでましたが、市民の付託を受けている議員の立場の発言(野次)として、これはどうなんでしょうね。

また、夜は藤沢駅周辺環境浄化パトロールの開催を市民自治部より急遽連絡を受けましたので、参加させていただきしました。
特に紹介されるわけでもないので議員という立場での参加というよりは暴追メンバーとしての参加という認識でいます笑