本日は決算特別委員会3日目。

一般会計(歳出)から労働費、農林水産業費、商工費、土木費、消防費を審査しました。

この決算特別委員会では新たな発見があり勉強になります。

例えば、本市の事業でこんな事業もあったのか、といった新たな発見があるのは新人ならではのものでしょうが、大変勉強になります。
もちろん、決算特別委員会の目的としては事業の審査をしっかり行い、見つめなおし、今後の予算に活かすということですので、あと2日間しっかりと学ばせていただきます。



話は変わりますが、行政刷新会議の事業仕分けで凍結された国家公務員宿舎の建設工事が今月1日に始まりましたが、それについて野田佳彦首相は「いまは特段変更するつもりはございません」と建設計画の見直しは行わない方針を示したとのことです。

宿舎は鉄筋コンクリート13階建て2棟(全850戸)で、総事業費は105億円にもなります。
当時の仕分け人は枝野幸男経済産業相で「公務員に宿舎を提供しなければならない合理性はない」といって凍結したものです。

なぜ今、日本がかつて無い困難な局面にある、今この時期に建設再開なんでしょうか。

鉢呂吉雄元経済産業相の失言が被災者感情を考えない発言だったとして大臣辞任しましたが、私はこの宿舎建設の再開という判断は、鉢呂失言とは比べ物にならないほど、被災者感情、国民感情を無視した非常識極まりないことで、憤りを感じてなりません。

国民が、社会が東日本大震災で打撃を受け、被災地では住む家もなく、仕事もなく、仮設住宅で窮屈な生活を強いられ、生活再建の目途もたたない中、そして国民は増税も被災地復興の為と我慢しているときに、なぜ、なぜ、なぜ105億も使って公務員宿舎を建設しなければならないのか。

理解できるわけない。納得できるわけがない。


本当にこの国はどうしようもないところまできてしまったのだろうか。

民主党議員の方々にお聞きしたい、こんな政治をしていていいのでしょうか?



【本日の体重】
ダイエット23日目 75.95㎏ (初日より-1.35㎏)