$「湘南のトムソーヤ」友田そうや


本日は朝から会派室にて独りで明日行われる100条調査特別委員会の準備を行い、14時から藤沢市私立幼稚園協会の主催する藤沢市幼稚園大会の式典におじゃまさせていただきました。

式典では永年勤続表彰として勤続10年、5年の先生方の表彰が行われました。

式典に参加させていただきながら、幼稚園時代を思い返しました。
私は、生まれは藤沢で鵠沼の松ヶ丘に住んでましたが、幼稚園に入るころには父の転勤で埼玉に引越し、幼稚園はまるまる埼玉の大宮で過ごしました。

大好きだった幼稚園の先生が寿退社なさったときは、先生にしがみついて泣いた記憶があります。
今日、表彰された先生方も皆さんきっと子供達に愛されてるんだろうなーと感じました。


私は、幼稚園の先生という職業ほど人間育成に重要な意味をもつ仕事はないんではないかと日頃より思っています。
また、大変尊敬もしております。

幼少期はもっとも人間形成に影響力をもつ時期だといわれています。
だからこそ、先生の人間性や教育方法などが問われ、色々な幼稚園で特色のある教育が行われています。

これから、幼稚園・保育園は、幼保一元化という時代を迎えることにるでしょう。
この幼保一元化は、問題も当然ながらあります。

それは、一元化されれば、全ての「こども園(仮)」が直接契約になるということです。
今は、私立の幼稚園は直接契約ですし、面接や入試などもあったりします。
ですが、市立幼稚園であれば入園は幼稚園との直接契約ではありません。

となると、経済的に貧困な場合、または障害をもつ子供達に対して、この新しい制度の中で教育の機会が担保されるのか?という問題です。
簡単に言えば、直接契約になれば、弱者は切り捨てられてしまうのではないかという危惧があるわけです。

そうならないためにも、幼保一元化=待機児童解消=万時解決という単純な議論ではなく、もっと子供の立場にたった視点で議論をすすめていただきたいです。

補足ではありますが、
私の6月の一般質問にて、当時まだ測定の行われていなかった、幼稚園保育園の放射線測定について、「全ての幼稚園保育園の放射腺測定をすべきだ」と強く要望させていただきました。
現在、藤沢市では全ての幼稚園の放射線測定が行なわれました。また、AEDも完備しています。



追伸
明日は9時30分より100条調査特別委員会が開催されます。
証人喚問として市長も喚問されます。
前回は9時30分から6時30分まで委員会が開催されましたが、今回も長丁場になりそうです。
委員として頑張ります。