先日に引き続き、国からの堆肥の自粛要請を受け、本市の対応について農水課に問合せいたしましたのでお知らせします。

宮原の堆肥化センター(湘南エコセンター)の対応としましては、市内から持ち込まれる、剪定した木葉、家畜糞、食料残さ等は、受入れし、堆肥化までは行う。

その堆肥は国から指針がでるまで流通せず、敷地内と、それ以外にも場所を確保しストックする。
現在のところ、国からは適切な処理をするようにと言われるそうだ。

地方自治体としては指針が示されていないのに適切な処理と言われても、正直どうしようもない。
放射能線の対策については、下水汚泥もそうだったが、明らかに予想できる事案に対し、
なぜこんなにも国の対応対策が遅いのか理解に苦しむ。


特に本市の堆肥化センターはPFI事業なわけで、その運営管理は民間が行なっている。
民間会社からすれば、持込は毎日あるわけで、放置するわけにはいかず、堆肥化する作業は変わらない。しかし出荷もできるかわからない「商品」をつくり、そしてストックし続けなければならない。
早期に堆肥の指針が示されないとなると、運営管理する民間会社も非常に厳しい状態になるだろう。


とはいえ今できる事をしなければならない。
まずはPFI事業とはいえ堆肥管理は民間に任せるだけでなく行政としてしっかりと行なう。
敷地外のしかるべきところの用地を確保し、そして堆肥の放射能線測定を行い、指針が示された際には迅速に動ける準備をする事、そして本市の堆肥が安全ということがわかり次第「藤沢市の堆肥は安全というアピール」をすることが重要なのではないだろうか。


堆肥の放射能腺測定については私が直接に農水課に要望し、その翌日には測定の指示が運営会社に出されている。
まもなく測定結果がだされるだろう。


また進捗があり次第、報告します。