本日は 厚生環境常任委員会 が開かれました。

委員会メンバーではない私ですが、傍聴をしてきました。

本日の委員会もそうですが、明日の こども文教常任委員会 においても、
放射線に関する多くの陳情があがっています。

その多くは、食品や休職に関する放射線測定、学校の放射線測定、河川や海の放射線測定をしてくださいといった内容などです。

さきのご案内の通り、藤沢市では、すでに市内全ての学校の測定を実施し、その結果をHPにて公表しています。今後については、放射線量及びプール水放射能濃度については、東西南北及び中部の5ブロック(5校)にて、今後月1回程度測定を実施します。

県内の食品に関しての検査は、県によって行われこれもHPにて公表されています。

しかしながら、重要なのは地場食品に関しての検査かと思います。

市内の土壌や校庭、茅ヶ崎市のモニタリングポストなどの測定をみる限り、そして県の食品検査の結果を見る限り、藤沢市の食品も安全であろうという行政の考えはわかります。

しかし、大切なのはこういったときだからこそ、地元の食品は安心して食べることができると証明し、安心して市民の皆さんに地場食品を食べてもらうことではないかと思います。


この陳情の多さだけでも、市民の皆さんがいかに不安に思っているのかが伺えるわけです。


恐らく、全ての皆さんの不安を解消することは難しいのかもしれません。
放射能に関する知識が人それぞれ違い、国の暫定基準が示されていてもその安全性に関しても、
認識の違いがあるからです。

しかしながら、だからこそ、です。
市民の不安を拭うのは行政の仕事なのではないかと訴えてまいります。