大手焼肉チェーンで集団食中毒。

これから暖かくなるにつれ、飲食業界は食中毒にはなお一層、気をつけなければいけません。

私も、飲食業界の統括責任者をしていた経験から言わせていただくとすれば、常日頃の意識の徹底が食中毒などを発生させない為の防御策としかいいようがありません。

例えば、冷蔵庫の整理、厨房の清掃は当然として、厨房に入る前には手洗いの徹底、鮮魚用、生肉用のまな板は分けて使用する、包丁や、まな板などには使用する前にアルコールスプレーで消毒をする。
食材のだしっぱなしは避ける。
古い食材は破棄する。


こういったことをマニュアルでしっかりと周知徹底させる。
以外にこんなことすらできていない飲食店もあるから驚くこともある。

食中毒は出るべくして出るわけで、運が良いとか悪いという話では決して無いのです。
今回の食中毒では、生肉の衛生検査を2年行っていなかったという管理のずぼらさがあります。

被害者は死亡した男の子2名、疑いも含め食中毒57名の発生となり、責任の大きさが伺えます。