ありがとうございます。
風は強くても雨は降らないの
予報を頼りに。
一昨日週一度の
近所の町へのお買い物へ。
目立つ高層ビルはカントリーサイドが残る我が家のエリアからも(5年ほど前から)
1895年に建てられた教会
St Michael & All Angelsは
GradeⅠにリストされている
重要な建築物。
この町の中心にありますが、
周りはズラリとオフィスビルや
スーパー等に囲まれています。
すぐそこは大通り。
左端にチラリと写っているのがホームオフィスのヴィザの手続きでお馴染みLunar House
この町はCroydon(クロイドン)。
南ロンドン郊外に位置する。
家から電車を使ってになるけれど
そんなに遠くはない。
我が町よりも大きいので、
買い物にも便利です。
でも、夫も夫の家族も
よほどのことがない限り
ここに来ることはほぼありません。
(一人の義妹は近くで働いているため
彼女は例外)
重要な歴史を持つ
古い町という顔を持ちながら
1960年代から始まった
大々的なタウン計画で激変。
古い建築物とのバランスは
全く考慮させていない
無茶な計画ぶりで
受けたダメージはかなりのもの。
昨年、甥っ子のコンサートに
ロンドンの中心に出るのに
この町の駅の近くに
車を停めていた義妹のご主人。
帰りに送ってもらうのに
車が停めてあった場所に行った時に
新たな住宅地が広がる様を見て
嘆いたところ。。。
それに対して彼が「もうこれだけ
ダメージを受けているから
どうなろうと大差はないよ」と。
その言葉にああ、そうかぁと
妙に納得したと同時に
寂しい気持ちに襲われました。
1894年に建てられたGrants's Department Store
この中のコーヒールームに
幼い夫がお義母さんと
買い物の時に寄った
思い出が残るデパート。
残念ながら、80年代に
GradeⅡにリストされている建物
今は映画館、バー、他、
様々なエンターテイメントが複合した
ビルとして使用されています。
SILKS DRESSES LONDON HOUSE
MANTLES LINENS・・・
の文字が昔の名残を思わせます。
旧デパートの向かい側が60年代のオフィスビル(オフィスは空、取り壊しの予定)
両側が見えるように撮ったショット(ハイストリート)
ハイストリートを曲がると堂々たる姿のパブ、クロックタワー、タウンホールが右手に
昨年、タウンホールを
ゆっくりと見る機会があって
この町にこんなに大きなサイズ?と
びっくりしたのです。
今まで素通りしていた町に
見落としていることが
たくさんあるかもに
気が付くきっかけになりました。
そこからほぼ毎週のように
この町に通い始めて以来、
知らなかった魅力を発見中です。
クロックタワーの鐘の音とマーケットの呼び込みの声 (11秒の動画)
ある日、町の中に響き渡る
この鐘の音を聞いて
衝撃を受けました。
荘厳な鐘の音に古き良きCroydonを想って。
Surrey Streetのストリート・マーケット
遡ること13世紀からここに
マーケットが立っていた記録が残る
歴史あるマーケットなのです。
かつては重要な町だった証拠が
随分様変わりした中でも
あちこちで見つけられます。
その掘り起こし作業に
一番ワクワクしているのかもしれません。
ネスレのビルもドーンとそびえ立っていたりもしますが。。。
中がとにかく美しく、うっとり。近所の教会で今やトップ3に入るお気に入りとなっています
教会の中をゆっくりと見て回って、一息
(ちょうど教会が開いている時間に行っています)
そこから、さあ、いざ町へという流れ。
私がCroydonによく行くようになってから
お義母さんが夫が生まれる前までは
頻繁にSurrey Streetのマーケットに
自転車で来ていたという話を聞きました。
最後までお読みくださいまして
ありがとうございました。