いつかはイギリスのスパイものを英語で。
ブログに訪問してくださいまして
ありがとうございます。
お友達が随分前にブログの記事、
活字中毒の中でお勧めしていた本。
彼女とのメッセージのやり取りでも
再度、この本の感動を伝えてくれて
何年か前に購入したのでした。
さすが本が大好きで
大量の本を読んでいる彼女が
一押しするだけある本。
(彼女は今はアメブロではなく
「わたしの発信」の色々な媒体で
本はもとより映画についても熱く語ってます)
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すべては今日から (新潮文庫) [ 児玉清 ]
594円
楽天 |
児玉清さんの本好きは
想像を絶するものがあります。
私なんて全然足元にも及びません。
子供の頃から
既に圧倒的な量を
読んでいらっしゃるし、
読むジャンルも時代も
これがまた幅広い。
児玉さんの読書熱、
テレビでお見かけした
ジェントルマン然とした
落ち着きある姿とは違って
いやあ、熱い、熱い。
そして私が興味を覚えたのが
40代後半から洋書を
読み耽るようになったきっかけ。
児玉さんの大好きな
英語の原作のサスペンス溢れる
冒険もの、航空もの、
スパイもの、推理もの
の読みたいものの
翻訳本が尽きてしまったこと。
原書では大好きな作家の
新刊本が出ていると
翻訳出版まで待てず、
ならば、"突っ込めえ!!"
ということだったそうで。
強い心の欲求が
すべての不便や苦痛を
越えるほど強かっただけに
他ならない。
要は、頭から丸齧りの精神、
いや、丸呑みの要領なのである。
と書いていらっしゃる。
イギリスに住んでいながら
英語で書かれた本も
日本語訳で読んでいると
夫から「日本の本ならまだしも
英語の本は英語で読んだら」と
呆れるように言われることがあります。
英語の本も読まないわけでは
ないのですが、ついつい。。。
英語でも読みたい!と
思わせてくれる本。
児玉さんの本でも
たくさん紹介されている
イギリスのスパイものは
どうだろう?と。
ロンドンに住む日本人のお友達が
スパイ小説で有名な
John le Carré(ジョン・ル・カレ)の
大ファン。
ジョン・ル・カレは
元、MI6に所属した経歴の持ち主。
それを活かして書く小説が
こちらでも大人気。
映画になったり
テレビドラマ化されたものも
たくさんあります。
お友達は原書を読むほど
熱を上げています。
だったら、その内と
気になっていました。
ストラットフォードのロイヤル・シェイクスピア・シアター
昨年の12月にクリスマスの休暇に
訪れたストラットフォード。
ここの古本屋さんで見つけた
シェイクスピア劇の舞台俳優としても
有名だったイアン・リチャードソン
(Ian Richardson)のDVDを購入。
ストラットフォード
シェイクスピア
自身の人生(俳優になったきっかけ
なってからのキャリア等)について
語ったドキュメンタリータッチのもの。
イアン・リチャードソンの魅力に
すっかりはまってしまう。
彼がジョン・ル・カレの小説が
ベースになった
人気のTVシリーズに
(1979年に放送された)
出演していたのが分かり。
これは観なくっちゃ!と
にわかに興味が湧いていました。
4月のイースターの
ホリデー中に
チャリティーショップで
そのDVDを発見。
先週から観始めて
たくさんの登場人物、
誰が誰だか把握していない内に
あれよあれよとストーリーが展開。
慣れない専門用語。
複雑な内容に
全貌を掴むのが
難しいにも関わらず、
先がどうなるのか?が
気になって仕方ない。
夫と観終わった後に
誰が誰で
それぞれが何をと
主要なことを
確認しながら。
少しのヒントも
見逃さぬように集中。
夢中で観終わったのが
この月曜日。
途中、内容の確認をしようと
チャリティーショップで
元になった本を探すも
探している時ほど
見つかりません。
探していなかった時は
何度も見かけたはずなのに。
そんなわけで、
やっと原書で読んでみたい!
そんな境地に至り
ただいま本を探しているところ。
熱が覚めない内に
見つかることを願って。
最後までお読みくださいまして
ありがとうございました。