「どうせ」というメガネは外して、心をオープンにの心がけ。
1月、例年より少し遅いウィンター・アコナイト。
ブログに訪問してくださいまして
ありがとうございます。
昨年、日本に行く前に読み、
心に留めていた言葉。
昨日、最初に紹介した雑誌の
インタビュー記事の
山元加津子さん(かっこちゃん)。
私がいつもすごく心がけていることは、
白雪姫プロジェクトであれ、
私が書いている本であれ、
誰のことも責めないでいたいということなんです。
なぜかというと、誰かを責めたら
その人との関係が
私にとってはそこで落ちてしまう。
でも必ず子供たちやその事実は
人を変える力があるし、
人が人と出会った時は、
人は変われるように
つくられていると思うんです。
全然分かってくれないと思っている人は、
今分かっていないだけで、
出会って長く一緒にいれば、
変われる時間が必ず来ると思うんです。
どのような状況であれ
兄が長くいる精神科。
思うところは色々とあっても
それはひとまず置いて。
「どうせ」からの
ジャッジをせず。
兄の視点だけではない
病院側の事情、
家族の思いも汲み取りながら、
心をオープンにして受け入れてみる。
そのようにしてみようと。
ただし、予想もしなかった
兄の右足大腿骨骨折で
即、整形外科へ転院となり、
その試みは精神科でよりも
整形外科でになりました。
手術の翌日、父が仕事の後、
午後、兄を訪ねていました。
兄は以前よりもはっきりと
喋れていたはずですが、
父には残念ながら言葉は
聞き取れなかったそうです。
でも、兄は元気にしていたと。
父がその日、痛く感激していたのが
兄の病室に手術の時に担当したという
女性の看護師さんが現れたこと。
兄に「私のこと覚えてる?
手術の時の。
その後、どう?元気?」と
わざわざ兄の担当でもないのに
(手術で担当しただけで)
忙しい中、会いに来てくれたということ。
親し気に兄に「また来るね」と
手を振って。
なのに兄は何も言わずに
ぼんやりと見つめていたというのです。
「愛想がなくて」と父。
兄らしくないなあと思いました。
もしかしたら薬の影響かも。
人が好きで、お喋り好きな兄。
手術前にこの看護師さんと
楽しくお喋りをしたのでは?と思います。
最後までお読みくださいまして
ありがとうございました。