秋を感じる色が目に心地よく、しっくりくる季節に。
散歩の途中で見かけたミケラマス・デイジー。
ブログに訪問してくださいまして
ありがとうございます。
昨年の5月の日本滞在記、続編、
地元、福岡編続きます。
前日の午後からのムシムシした空気。
やはり夜から激しい雨になりました。
翌日の朝も途切れることなく
振り続ける雨。
それにめげることなく、
高校時代の友人達が
朝から集結してくれました。
場所は私に都合の良いようにと
近くのファミレスで。
(ランチ前から午後のお茶まで
時間を無駄なく使えるようにと)
ロンドンを出る直前に
友人達へ福岡滞在を知らせる
一斉メールを送った後。
会える候補の日程を元に
いつものように皆で素早く
やり取りをして、取りまとめ。
実家で受け取ったメールは
会う日時、場所を知らせる
段取りの良さ。
私以外は皆、まだ小さな子供がいる
お母さん達。
「私抜きで会ってね」と言っても
「ヒロ(私の旧姓からのニックネーム)が
帰ってくる時が皆に会えるいいチャンス」と
普段はなかなかそれが難しい状況。
だから私にとっても特別なだけでなく、
皆にとっても特別で貴重な時間。
この雨のせいで
バスがなかなか来ずに
かなり待ったと雨に濡れて
慌てて来てくれたお友達。
他の友人達(三人)は車で。
こんな雨の中をわざわざ。
ただただありがたくて。
久しぶりの再会にも感激。
(このメンバーで集まれたのは
久しぶりで、前年は別々に
二人だけ会えた)
日本滞在を楽しんではいても
来日前から感じていた
混在する罪悪感と緊張感。
母の変化を目の当たりにして、
病院で会った兄の姿も頭から離れず、
一層自分の中で大きくなっていました。
この滞在期間中、
家族とどれぐらい時間を過ごし、
どれだけのことがやれるのか。
そんなモヤモヤした思いが
シューっと湯気を立てて浮上。
叩きつける雨が
その熱を冷ましてくれるかのように。
心を洗い流してくれるのを感じました。
「優しい雨」。
昔からよく知る友人達に
再会した深い安心感。
私の中の何かが
緩んだのでしょう。
高校時代は
どこかノンビリ、
おっとりして
お人好しだった私達。
それが社会人になり、
結婚して家庭を持ち、
親の介護、
自身の病気、
子供のこと等。
元々が頑張り屋さんばかり。
それぞれがもがきながらも
一つ一つ乗り越え、
逞しく、しなやかに。
日常の濃い日々の話。
私が知っていた
お元気だったご両親の
変わり様に驚いたり。
それでも笑顔で元気な姿に
私がエネルギーをたっぷり
貰いました。
「無理せずにね。
まずは健康あってのことだから」が
ここのところの合言葉。
バスで来てくれたお友達、
申し訳ないなあと思っていました。
帰りは送っていけるからと
友人が車で一緒に送ってくれたこと、
すごくありがたかったです。
ここでまたゆっくりと
三人で話ができて
熱く濃い時間を最後まで
たっぷりと。
夕方、前日からの雨が嘘のように
晴れ渡って、スッキリ。
滞在中に降った雨は
これっきりでした。
最後までお読みくださいまして
ありがとうございました。