暑さを感じ始めた東京を去り、実家の福岡へ。



実家の犬が亡くなるまではよくお散歩をしていた近くの土手。


 

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ありがとうございます。


イギリスを発つ前に
母宛てに戻る日の飛行機の

到着時間を知らせるメールを

送っていました。
 

恐らく、今回は迎えには
来ないだろうと思いながら。

父から早朝の時間に

珍しく電話が入りました。

「お母さん宛てにメールを送った?
 もうメールは送らないで。
 読めないとパニックになっているから。

 用件がある時は電話で」と。

前年の兄の病院入院以来、

母は鬱気味となり、

色々なことに興味を失い、

ネットも前ほどは使わなくなり、

やり方を忘れたみたいだと

ショックを受けていたのでした。

「フライトのスケジュールを

送っただけだし、

迎えに来なくても大丈夫だから」と。



母の心臓の調子が悪くて

一時入院した時以外は

それまではいつも母が

時には父が空港まで

迎えに来てくれていました。

母はなるべく早く会って

ゆっくり二人で話したいという

思いからでしたが・・・。

鬱になってから

外出がめっきり減って

そんなに遠くはない

空港に一人で出かける

自信がなくなっていたり。

 

以前とは家族の状況、事情も

徐々に変わっていっています。



東京よりも涼しい

5月らしい爽やかな日に

福岡に移動。

少し寂しさも覚えながら

父に貰った電話で

母のことが心配になり、
ちょっとドキドキして

実家に到着。

元気そうな両親の

笑顔にホッと。

母、「ちょっと太った?」と

すぐに聞いてきたぐらいなので、

これだったら、まあ大丈夫でしょう。

 

帰れる実家がある。

両親がまだ健在。

それが何よりも幸せだと感じます。

 

 

 

 

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ありがとうございました。