「居場所がある」ということ | ロンドン郊外から風便り - 青い鳥はいつもそこに

    「受け皿がある」は、「居場所がある」ということ。

     



    お散歩の時に見かけた、お庭からフェンスを超えて咲いている藤。



    ブログに訪問してくださいまして

    ありがとうございます。


     

    NPO法人「ハチドリ」のクラウドファンディング応援中の
    こどもからお年寄りまで、みんなが笑顔で繋がれる障害者施設をつくりたい。

    本日、4月30日(日)の23:59で終了。


    昨年、支援させていただいた

    「ハチドリ」の代表のハスノ実さんの活動。

     

     


     

    ハスノ実では、地元茨城県の農家の方が作った美味しい玄米を、

    北海道産の小豆と一緒に専用の鍋で炊き、数日かけて糖化させることにより、

    もちもちっとして、お米の栄養を丸ごと摂り入れられる小豆入りの酵素玄米ご飯

    作っています。

    お赤飯のような懐かしい美味しさで、お子様からご高齢の方まで幅広くお召し上がり

    いただいています。

     

    【ハチドリ代表のあゆみ】
    ・H22 県内のレンタルキッチンにて月に一度のカフェを開始
    ・H23 内閣府助成金を受け、厨房を作る
    ・H24 弁当屋ハスノ実開業
    ・H26 障害者介護事業所への昼食の配達を開始
    ・H27 特定非営利活動法人ハチドリの設立申請

     

    ハスノ実さん、ご自身がこうして

    個人の活動を元に

    ハチドリが掲げる

    「大地となかよくすること。
     自分たちが暮らす町と力をあわせること。
     家族や、仲間や、世代をこえて、たくさんの人たちと手をつなぐこと。」

    ベースを築き上げていらっしゃったこと。


    「障害者施設を作りたい」の願いは
    ご自身のお母様の体験、

    「母は5年ほど前に他界しました。

     障害を持ち、身体が弱く薬に頼る生活を
    疑問に思っていました。」にも

    繋がっていらっしゃること。

    障害がある兄がいるので、
    とても他人事には思えませんでした。

    ハスノ実さんご自身のこと、
    そして「ハチドリ」の活動について

    今回、読ませていただいて、
    これは本腰を入れて

    きちんと応援したいと

    思いました。



    兄が今のように悪化したのは

    最後には家以外には

    「居場所」がなくなってしまったこと。

     

    家族でできることは、

    限界があります。

     

    どこに助けを求めていいのか?

     

    「受け皿」を探して
    ずっと彷徨い続けていました。

     


     

    こんにちは。

    わたしたちハチドリは
    現在、茨城県の阿見町というところで
    畑を借り、野菜や花を育てています。

    大地に触れ、田畑を一緒にたがやし、育ったものをいただくことを通して、
    障害を持っている方、そうでない方
    性別や年齢、国籍も関係なく
    みんなが笑顔になり、繋がりが生まれる場所をつくりたいと思い、
    このNPO法人を設立しました。

    農や食を通じて、人と人との繋がりを大切にしていきたい仲間達があつまりました。
    どうぞよろしくお願いいたします。


    特定非営利活動法人ハチドリ 代表 軽部富美子

     



    「ハチドリ」の活動について知ってもらうこと。

    まずこれが今回の応援の理由です。

    こんなことも可能なんだ!と

    知っていただくことで

    個々、そしてグループとしての

    可能性もどんどん広がる

    きっかけにもなる。

     

    クラウドファンディングはそのきっかけ。

    終了後もずっとこれから

    「ハチドリ」の活動を見守り、

    応援させていただきます。

    支援する、しないに関わらず、

    「ハチドリ」の活動について
    まずは知って欲しい。

    必要な方に情報が届きますこと

    心から願っています。

     

     

     

    最後までお読みくださいまして

    ありがとうございました。