ホリデー初日、一年前にシアターで観た俳優にバッタリ。


 


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シェークスピアの生誕地の
Stratford-upon-Avon
ストラットフォード・アポン・エイボン
(以下、ストラットフォードと呼びます)は
コッツウォルズ地方に隣接。

イギリスが誇る劇団
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが
拠点とする劇場がある場所。

コッツウォルズ地方、
ストラットフォードに住んでいる
俳優の方、結構いらっしゃいます。

今までも何人か有名な方を
お見かけしたことがあります。

シアターファンの方なら
嬉しい悲鳴でしょう。


何と初っ端から、そんな
幸運に恵まれました。

写真のマーケットホールが有名な
Chipping Campden
チッピング・カムデン。

ここで滞在先で必要となる
食料品や必需品を買った後。

いつも行くワイン屋さん
(ワイン・チーズ・デリ)にも
足を運びました。

1978年にBennettの名前で
オープンして以来、
地元に親しまれていたお店。

オーナーのご両親が引退後、
息子さんのWilliamが
名前を変えて、
昨年、再オープン。

Bennett時代から
コッツウォルズに来る度、
ここでワインを購入。

当時よりもワインの数は
減ってはいるものの
ワインのセレクションには
こだわりが見られます。

またWilliamの方が
お父様よりも
ずっとフレンドリー。
(お父様はドライな方)



昨年の夏にWilliamと話をして、
いい感じだったので、
フラリと寄りました。

するとチーズカウンターで
エプロンを付けてWilliamを
手伝っている男性に
目が釘づけに。

前の年のクリスマスのプレゼントと
義妹がくれたシアターのチケット。

家族一緒に観た劇
Love's Labour's Lost
「恋の骨折り損」。

この主演の俳優の
Edward Bennett
エドワード・ベネットでした。

彼についての
情報はこちら。
http://www.birminghampost.co.uk/whats-on/arts-culture-news/royal-shakespeare-company-leading-man-7909409

シアターでもよく通る
クリアな発音の素敵な声
(少し鼻にかかる声ですが)が
印象的でしたが。。。

お店の中でその声が響くのには
夫も「うっとりした」と後で言う程。



この「恋の骨折り損」のペアとして
上映したLove's Labour's Won
(Much Ado About Nothing)
「空騒ぎ」。

シアターのパフォーマンスが
生中継で映画館と繋がれ、
それを義妹達と一緒に観たのが
昨年の2月。

エドワードが劇が始まる前に
「シェイクスピアの英語の意味を
 必死で理解する必要はないから。
  言葉そのもの、音を楽しんで」と
観客に呼びかけてくれて。

その言葉通りに、楽しむことに
気持ちを集中してみると
より劇の内容も理解できて
満喫できたのでした。

それを言おうかどうしようかと
迷ったのですが。。。

夫がシアターで観たことを告げ、
私も私の体験を
彼に伝えました。

すごく喜んでくれたようでした。

夫の「声が素晴らしくて
一番後ろの席まで
しっかり届きますね」と言うと。。。

「Royal Shouting Companyと
 言うぐらいですからね」と
RSC(ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー)を
文字って、冗談が返ってきました。

お店を出る時も「よいクリスマスを!」と。

天にも昇る思いでした。

これからどんどん
有名になる人だと
思います。

今年はロンドンの
ウエストエンドで
同じ演目での
ツアーがあるそうです。


 
  
彼を観たシアターが右手に見える
ストラットフォードの写真。

 
※WilliamとEdwardは同級生。
    子供時代からの親友で、
    この日はEdwardがお手伝いに。
(名字は同じですが、家族ではないそうです)



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ありがとうございました。