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昨日の続きです。
翌朝、老人ホームに入っている
お義母さんの遠い親戚の女性Mに
会いに行く予定でした。
ところが、老人ホームに電話を入れると
Mは具合が悪くて、数日前から病院に
入院していることが判明。
病院にお義母さんが電話したものの
面会は午後からで、車を停める所もないと
冷たい対応を受けて。
お義母さんはショックのようでしたが、
「何とかしてみる」と。
行ったとしても会えるかどうかも
分からない状況でも
お義母さんと二人の義妹は
病院に向かいました。
生憎、朝から強い雨が降っていて
残された一番下の義妹J、甥っ子A、
主人と私の四人はとりあえず
町に車で出かけることに。
雨は全く止む様子はなく。
これといったカフェも見つからないので、
どこにでもあるコスタコーヒーに入って、
そこで数時間ばかり過ごしました。
お陰で、久しぶりにJとも
ゆっくりと話す機会が出来ました。
Jの二人の息子は自閉症で(一緒にいた
Aはそれほど大変ではありません)、
その影響があって、もう何年も
心身のバランスが取れず
慢性疲労の症状が出ています。
普通に生活もしていますし、
会えばいつも明るく、楽しい彼女ですが、
精神的な安定を保つことが
難しいようです。
それについてはサバサバと
笑いながら話せる客観性も
知性もありますが、
内情はなかなか大変そう。
ご主人の協力、そして
周りの、お義母さんを含めた
家族の多大なるバックアップがあっても。
今回、その理由を垣間見るような
彼女との会話が印象に残りました。
元々、優秀な科学者であった彼女。
だからかもしれませんが、
「なぜ、二人も自閉症の子供が生まれたのか?」の
理由を解明することに、ものすごく強いこだわりが
あるようでした。
『それがハッキリしない事には先に進めない』ぐらいの。
彼女がその言葉を使ったわけではありませんが、
会話の中からそういったものを強く感じました。
そして言葉の端々から
まさに「科学者」なんだなあと思わせる
「自閉症」についての彼女の見解。
明確な理由、答えがないことへの
苛立ちと怒り。
でも、人生は理由も説明も
つかないことの方が多い。
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嬉しいことに、ランチを食べる頃から
お天気は快晴に変わりました。
これはビーチに繰り出すしかない!と
四人で、ランチの後はビーチへ。
今では珍しい、元々のイギリスのリス、
赤リスが住むという松林を通り抜けて
(残念ながら、リスは見れませんでした)。
太陽の光と海のブルーが眩しいビーチで、
しばしの開放感を味わった私達。
夏休みの始まりを感じました。
続きはまた明日。
最後までお読みくださいまして
ありがとうございました。


