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ありがとうございます。
今回の一時帰国の目的は
福岡の実家の状況の把握と
その上で実際的なことをするためでした。
結果的には
「状況の把握に時間がかかり
実際的なことはどれだけできたのか？」
そんな思いで戻ってきました。
実は日本に行く前に
実家とのコミュニケーションが
様々な理由が重なり
十分に取れておらず。。。
「すぐに帰る必要がある」という
緊急性だけは感じていながらも
具体的なことが分かりずらい状態でした。
そんなこともあって
行く前から情報不足から生じる
フラストレーションもピークに達していて。
日本に行くからには
コミュニケーション不足の問題を
解決することは絶対必要だと強く感じていました。
行く前にコンピューターに詳しいお友達に
タブレットを使って、スカイプをする方法がいいとの
情報も貰っていたので、その可能性について
実家に戻ってからベストな方法を色々と
探っていました。
母はパソコンを使うのですが、
途中まで使えていたスカイプが
使えなくなっていたので、
パソコンを調べてみたり。
母の言う通り、
母のパソコンではどうしたって
スカイプが使えないことが分かり。。。
タブレットを購入して、それでスカイプを使うことを
ロンドンでITの仕事をしている友人に尋ねたところ。。。
親切にも母のパソコンをリモートで見てくれるという
提案をしてくれたのです。
そのためにインターネット接続は何かを
確認してみると。。。
光回線を使ったもので
Wi-Fiではないことが判明して。
契約しているプロバイダーにWi-Fiの
工事の日程を確認してみると。。。
生憎、一番早くても
私が実家を離れた後の日でした。
Wi-Fi接続であれば
家でもタブレットを使えると思ったのですが。。。
その後もロンドンの友人にメールで相談して
出来そうなことを調べては母に提案したのですが。。。
一生懸命にやってもやっても
何一つ事が進まず。。。
時間だけは空しく過ぎていき
「何だかおかしいなあ」と
モヤモヤする思いでいたところ。。。
やっと理由が判明しました。
母は何度か母なりに
私に訴えてはいたのですが。。。
「海外からでも
いつでもちゃんと
コミュニケーションが取れるように」に
囚われていたあまり
母の言葉が耳に入っていても
ちゃんと取り合っていなかったのです。
その言葉とは。。。
「ここのところいい話がなくて
話をしてもネガティブなことばかり。
愚痴だけになるから、そんなことを
話したくない」でした。
だから、私が何かを提案しても
いい顔をせず、「それはできない」
「必要ない」という言葉ばかりが
母の口から出続けていたわけです。
それでは事が進まなかったはずです。
最後の最後でそれが分かった時に
身体の力が抜けました。
「え？あんなに時間をかけて
お友達にも色々と聞いた挙げ句。。。」と。
「家族のことは
家族である自分が何か出来るはず」という
思い込み（自分が勝手に良かれと思ったこと）が
あったのだと思います。
家族とはいえ、同じ人間。
相手の状況、気持ちを無視しては
意味がありません。
私が描いていたような
絵に描いたような解決が出来たわけでは
ありませんが。。。
私がそういう状況を認めることが出来たことが
収穫でした。
私自身ももっとITについて
知っておく必要があると感じました。
だから、実家のITをどうこうできる
時期でもなかったのだと。
体調が万全ではなかったにも関わらず
何度も相談に乗ってくれた
ロンドンの友人には本当に感謝です。
彼女に相談出来たことで
ITのことだけでなく
母に起きている何かに
気がつく助けにもなりました。
彼女とのコミュニケーションを通じて
冷静になることが出来ました。
時には自分が
「無力」だと感じる瞬間も
必要ですね。
忘れていた
本当に大事なことに
立ち戻るきっかけになったりすると
感じました。
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一昨日の我が家地方は
輝くようなお天気でした。
青空、美しい花、新緑、
写真でお楽しみください。
最後までお読みくださいまして
ありがとうございました。