ブログに訪問してくださいまして

ありがとうございます。



先月からあちこちで椿の花を見かけています。



前回の記事→ 思わぬ反響をいただき

びっくりしています。


その反応は海外在住の方

海外で暮らした経験がある方が

主ではありました。


一旦、外に出ることで否が応でも

日本人の持つ特性について

客観的に見る機会が増えるので

共感ポイントがあるのだと思います。



さて、前回、私がなぜ反応したのか?までは

書いていませんでしたね。


「心の感度」が鈍った時期があったことに

思いがいったから。


それは遠い昔のことではありません。



そもそも私は子供の時、自分のことは

ちょっと変わった子供だと思っていました。


でも、日本という社会ではそれを

表立って、表現してはいけないものと

早くから思っていました。


その場や周りの人を見ながら

自分を出していくという習慣が

どこからか付いていました。


 「なるべく目立たないように

 気配を消す

 意見があっても言わない」


人や場所を選んでやることを

カメレオンのようにすることも

出来ていました。


でも内心はいつでも

「一人でもいいや」という

思いもありました。



幸いなことに

高校は自由な校風だったので

そこから比較的自由に

自分を出していたと思います。


日本で働き始めてからも

自分の能力が発揮できて

自分の意見が言える

会社を選んできました。


大きな会社で

歯車のひとつとして働くという働き方は

考えられず。。。


そういう会社には

閉塞感を感じていたのだと思います。


上手に避けて、通ってきました。



ところが。。。

こちらで某日本企業に勤めた時

全く逆の体験をすることになりました。


日本では誰もが知る大企業。


上司は日本人ではなく。。。


この会社に30年以上も勤めた

ベテランの女性。


彼女の下では

自分の意見を言うとすごく嫌がられ

(仕事の能率を挙げる工夫等を言っても)

彼女の仕事の領域を侵すと恐れられたようで。


何よりも

一昔前の日本のオフィスレディーを

求められているような感じがして。


どこかで拒否反応と

またそれに対応出来て

カメレオンのようになれてしまう自分に

嫌気も射す一方で。。。


仕方ないと諦めて働いた

数年。


体調もおかしくなり。


やっと契約が終わった時には

自分の感情を感じにくくなって

いました。


処世術として

自分の中の本当の自分を

押し込めてしまった期間が

続くと。。。


そんなことになるのだと

身を持って経験しました。


自分の中にいつのまにか

封印してしまった

情熱、夢、感情に

繋がるのに時間を

要した私です。


現在もその途上。


自分の中の封印を

解いている最中。


私の場合はこうやって

書くこと

表現することで

それを解くことの

助けになっています。



最後までお読みくださいまして

ありがとうございました。