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ありがとうございます。
霜が降りて、寒かった朝。
青い空がこんなに気持ちよくて、寒さも気にならず。
ところが、午後過ぎてからだんだん暗く
なってきて。
雹が降り始めています。
映画、子供の頃から大好きです。
両親共に映画好きなので、
その影響は大きくて。
戦時中に子供時代を過ごした両親から
戦争中、戦後に観た映画の話も
色々と聞きました。
母がショックを受けたのが
「風と共に去りぬ」。
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戦争前に既に
鮮烈なカラーが美しい
大作を作っていた。
潤沢な資金を映画に
つぎ込めたアメリカと
いう国。
こんな国と戦争をしたら
勝てるはずはないと。
"After all, tomorrow is another day."
「明日という日がある」や
「明日は明日の風が吹く」などと
訳される、ヒロインの最後の言葉。
特にこのシーンに母(母だけではなく
世界中のたくさんの人々もだと思います)
は力を貰ったそう。
母が何度も辛い時に観て
元気になった映画。
映画館で観るとそれこそ今でも
古さは感じず、圧巻なはず。
他にも日本映画の話もたくさん。
黒澤明監督の作品、他の日本の文芸作品
についても。
それまで観たチャンバラ映画等の
娯楽映画とは完全に一線を画す
芸術性、文学性の高さに衝撃を受けたこと。
アメリカ映画だけでなく、イタリア映画、
フランス映画についても。
古い映画も両親が観ていたので、
よく観ました。
よく耳にした記憶がある映画のリストを
ざっと挙げてみると、こんな感じ。
(私もほぼ全部観ています)
[日本映画]
生きる
羅生門
蜘蛛の糸
七人の侍
伊豆の踊り子
二十四の瞳
東京物語
[イタリア映画]
自転車泥棒
道
[フランス映画]
禁じられた遊び
巴里の屋根の下
巴里の空の下セーヌは流れる
モンパルナスの灯
挙げれば、キリがありませんので、
アメリカ映画は除きました。
高校生の頃からは
映画好きのお友達も
出来て。
新しい映画にも興味が
一気に湧き。
「ロードショー」「スクリーン」という
映画の雑誌の内、「スクリーン」を
毎月購読して、隅から隅まで
読んでいました。
学生の時から、そして働き始めてからも
日本では映画をとにかくよく観ていました。
でも、イギリスに来てからは
その頻度が減り。
主人の好みと私の好みが
いつも合致するわけでは
なく。
古い映画で、日本では有名な映画でも
イギリスでは全然知られていない映画が
たくさん存在する。
そしてその逆も然り。
日本に入ってきた外国の映画は
よくも悪くもハリウッド、アメリカの影響が
強いのだと分かりました。
主人のお陰で私だったら選ばなかった
だろう映画をかなり観ました。
それで映画の観方も多分変わったところも
あります。
主人の影響もあるでしょうし。
英語が分かるようになって
前はいいなと思っていた俳優の
演技にあれ?と思うことがあったり。
ただ、最近、また昔好きだった映画も
妙に観たくなり。
主人があまり好きではないだろうという
映画(以前も一緒に観ましたが)を
先週一緒に観てもらいました。
これはちょっとしたチャレンジでも
ありました。
この続きはまた次に。
今日もお読みくださいまして、
ありがとうございました。