イギリスで暮らすようになって、初めて日本人の方が教えている教室に行ったのが、約2年前のこと。
それがお料理教室の和みキッチン 。
「和みキッチン」のコンセプトは(HPより抜粋)
”調味料とお米のみは、日系スーパーでお世話になっても、
この国のローカルスーパーで手に入る地元の食材をどんどん代用&活用して、日本人の体質にあった、気持ちも舌も和める食事作りをしましょう。”としています。
実はロンドンに住み始めてから、すぐにこの教室の山野敦子先生のお名前とレシピは度々目にして(以前はロンドンの日本人向けのフリーペーパーの「ジャーニー」、そして現在はリロ・ユーロ社のEuro Newsと欧州国際版の読売新聞にもコラムをお持ちです)いましたが。。。
この国の暮らしに馴染むことや、イギリスに住んでいるのだから、何か教室に行くとしても英語のものでないとということを意識していたこともあってか、日本人の方が教える教室に目が行っていませんでした。
きっかけは北ロンドンに住んでいた時に知り合った日本人のお友達(同じ大家さんの家に住んでいました)から「納豆を作る教室があるけど、行かない?」とお誘いをいただいたこと。
イギリスでも日本食屋さんや中国のお店で冷凍の納豆を買うことはできますが、値段が質の割には高く。。。
主人は納豆が大好きというイギリス人にしては珍しいタイプ。
イギリスに住みながらにして、自分で納豆を作って食べられるというのに惹かれて、すぐに参加を決めました。
参加申し込みをした後に、納豆のクラスの前に他にも気になったのが鯖のクラス。
そこにはカステラがデザートとして挙がっていたので、「あっ、カステラだったら、イギリス人も食べれるし」と思って、こちらにも申し込み、最初は一人で教室に参加しました。
初めはちょっとおずおずという感じで、先生のお宅を訪れてみると、ドアを開けてくださった先生の温かい笑顔と気さくな雰囲気ですぐに気持ちがほぐれて。
関西ご出身の先生はお話上手で、とにかく明るく、楽しく、好奇心旺盛な、人としてもとっても可愛らしい、チャーミングな方。
教室の内容もそうなのですが(勉強熱心で、学んだこと、いいと思ったことは惜しみなく教えてくださる)、先生にお会いすることが実はすご~く楽しみだったりします。
そして、単発なので、毎回メンバーも変わり、時々、以前お会いしたことがある方達との再会も嬉しいもの。
イギリスでお会いできる日本人の方達、日本でだったらきっと知り合わなかったかもという方達とも出会えるのも魅力。
今日、行って来たのは韓国料理(1)の教室。こちらは(2)まであります。
いつものように、ワイワイと楽しくお喋りをしながら、作って、美味しくいただき、食後もお喋りは続いて。
「和みキッチン」の名の通り、お腹も心も大満足の和み時間を過ごしてきました。
本日のメニューはこちら。
★みんな大好きチジミ
★簡単白菜のキムチ
★ビビンパプ
★にんにく風味の鶏スープ
★なつかしい黒糖蒸しパン
今回撮った写真は、ちょっと暗くて、実物の美味しさを十分伝えられないので、一度アップしましたが、別の教室の写真に差し替えました。(写真は今回のメニューとは別のものです)
イギリスにいながらにして、こんなものまで(下記、HPより抜粋)習えてしまうのがまたこのお教室のすごいところです。
日本に住んでいれば、きっと自分では作らなかったもの。イギリスに住んでいると簡単に入手できないものは、「だったら自分で作ってしまおう!」精神へと変わりました(笑)。
海外でも 日本人の体調を整えてくれる発酵食品や伝統食品を
美味しく取り入れていきましょう!
「家庭で出来る美味しい納豆作りと酵素玄米の講習会」
「自家製味噌作りの会」
「甘酒尽くしの会」「テンペの会」「切り干し大根の会」
「発酵食品の要!手作り麹を作ろう(+しょうゆ麹、塩麹)」等も
定期的に開いております。来年は、昆布を使いこなす会、
お醤油作りの会も開催の予定です。