住んでいる町にある我が家と同じ建築家が建てた教会です。

 

 

朝、少し太陽が顔を出して、こんな写真が撮れましたが、

全体としてはドンヨリとした肌寒い日になりました。

 

秋になって初めて「あれ?冬の感じが?」と。

 

朝、出かけた時に耳がかじかむ感じがあって、

気温が急に下がったのを感じました。

 

 

 

先週の金曜日がハロウィーンでしたね。

 

私がイギリスに来た頃はハロウィーン関連の行事は盛んではなかったのですが、

商売の種にとまんまと乗せられて、
ここ年々ハロウィーンの行事がやけに目に付くようになってきたなあと思います。

 

金曜日だけでは収まらず、次の日の土曜日に行ったReigate(ライゲート)で

大人も子供もハロウィーンの仮装でハイストリートを歩いている姿をたくさん見かけて、

ちょっとびっくりしました。

 

 

私のハロウィーンに関わる最初の思い出はと言いますと。。。

 

2003年のハロウィーンです。

 

夫の実家に初めて招かれた日です。

 

その前に既に夫の家族には会っていました。

 

まずは前年にチラリと夫と寄った義弟家で

義弟に(その時義弟の長女、長男がお昼寝中)。

 

翌年の春にベルギーに数日の旅行に夫と行った時に

ブリュッセルに当時駐在で暮らしていた義妹家族と会い。

 

そしてその夏に義弟家に招かれて、

長女の3歳の誕生日会に行った時に

ここで残りの家族とも会いました。

 

その日はとても暑い日で、人もたくさんいたので、

お義母さんときちんと話す機会がありませんでした。

 

 

ハロウィーンの日は、ちょうどブリュッセルから義妹家族も一時帰国していたので、

きっと一族が久しぶりに揃ったので、ハロウィーンパーティーを企画したようで、

私もそれに呼ばれたわけです。

 

その時に一番よく覚えているのが、アップルボビングと呼ばれる、

ハロウィーンの時にやるゲームの一つ。

 

たらいに水を張って、リンゴを浮かべて、

手を使わずに口だけで取るというもの。

 

夫の実家の庭になっているリンゴを使いました。

 

「こんな素朴なゲームをやるんだなあ」とびっくり。

 


リンゴの木の根元に咲くアネモネ

 

 

この日にお義母さんと話をしたのですが、

まだ多少ぎこちないところもあったと思いますが、

そこにいるのが居心地がよかったのを覚えています。

 

そして、夫がどこかに行った時に「ごめんなさいね。J(夫)は難しいでしょ?

甘やかしたものだから。。。あっ、Jには私がそんなことを言ったなんて言わないでね」
とお義母さん。
 

そんな言葉をかけてくれたのがとってもスィートだなあと

ほっと気持ちが緩んだ瞬間でした。

 

確か結婚した後に、夫には「実はね。。。」と打ち明けましたが。

 

それが最初で最後の夫の実家でのハロウィーン。

 

きっと翌年、義妹家族がベルギーから戻ってきたので、

皆で頻繁に会えるようになり、

特別な機会を設けることもなくなったからかもしれません。