今週は連続して水、木、金と3日間ビッチリ出かけて、バタバタとした週になりました。


その一つの理由は時間が読めないことでした。

水曜日は主人と出かけたので、車だったため、問題は無かったのですが、昨日、一昨日は電車での移動で、これには相当振り回されました。



我が家は南ロンドンの郊外で、地下鉄は通っておらず、公共の交通手段は電車かバスです。


でも遠出をする場合は電車になるわけですが、昔よりも改善したとは言われたりもするものの、電車の遅れ、キャンセルは日常茶飯事のこと。

今回、二日間とも電車の遅れ、キャンセルの問題に直面しました。

木曜日は行きの電車が遅れており、その理由は。。。



「ロンドンビクトリア駅から来るグループを待っているため、発車が遅れています」というよく訳の分からないアナウンス。


ロンドンビクトリアから発車する電車が遅れていて、待ち合わせをする電車が出ずに待っているという意味なのかと思ったのですが。。。


ロンドンビクトリア駅から来たという方達に「何が問題だったの?」と聞いてみると「スタッフの不足」というような感じのアナウンスを聞いたと。


これも典型的。よくドライバー不足で電車がキャンセルになったり、遅れたりということが。。。


そして昨日は我が家から電車、地下鉄、そしてその後2度電車の乗換えをするという、かなりの遠出をしたため、大丈夫かなあ?と内心思っていましたら。。。


地下鉄までは大丈夫でしたが、次の電車が出るロンドンパディントン駅に着くと。。。

電光掲示板にズラリと行き先が乗っている横に遅延の文字が並んで、中にはキャンセルの文字も。

どれぐらい遅れるのかという後何分という表示もなければ、何の説明も掲示板には出ておらず。。。

アナウンスもずっと待ったのですが、全く無く。


遅れたくなかったので、私が乗る予定の電車が出るプラットフォームまで行って、そこで様子を見てみることにしました。


そこで待っている人達も皆情報がないようで、食い入るように電光掲示板に新しい情報が出るのを今か今かと待ちわびている様子。


私が使用しているウィンドウズ・フォンでネットにアクセスして、電車のサービスの情報を探ってみると、どうも原因は午前8時過ぎにロンドンパディントン駅とレディング駅の間の路線のとある駅で列車が故障して停まってしまったということのようでした。


私がその情報を見たのが午前1030分を 回っていたので、それが起きてから2時間以上は経過しているわけです。


それでもアナウンスもなければ、説明も電光掲示板に出ていなかったのです。


20分以上待ったところで、やっと電光掲示板の掲示が変わり始めました。


そして突然私が乗る予定だった電車、遅延という文字の横にプラットフォームの番号が現れて。


予定されていたプラットフォームとは違う番号で、少し距離もありますし、それがいつ出発なのかの時間は出ておらず、大慌てで走ってそのプラットフォームに向かいました。


大慌てで行き先を告げて、行き先が間違いないかを確認して、電車に乗り込み、待つこと5分ほど。


ただ問題は乗り換えの電車は1時間に1本だけ。


やっと出発したものの、乗り換えの電車には間に合わないのは明白。



行き先まで余裕を持って、1時間前に着くように出ていたので、問題はなかったのですが。


ドア・ツー・ドアで3時間強の予定が4時間かかりました。


行った先はこんなのどかな風景が電車の窓から見える場所。


滞在したのは2時間程でしたが、ちょっと大変な思いはしましたが、来て良かったと思える大満足な時間を過ごしてきました。



帰りは祈るような気持ちでしたが、順調に進み、最後の電車が少し到着が遅れたぐらいで、もうこれで安心と思ったのですが。。。


なかなか駅から出発しないのです。駅にかなり長く停まって、やっと出発して。


次の駅で停まった時もなかなか出発せず。。。突然、アナウンスが。


「お気づきとは思いますが、ドアの故障のため、遅れております。何度も試みておりますが、すぐに直すことは無理かと思われます。申し訳ないのですが、乗客の皆様、電車から降りていただいて、

次の電車にお乗りください」と。


同じ行き先の電車は30分後。


皆、ハアーという感じでも怒ってもどうにもならないことが分かっているので、素直に従って。


結局、駅に辿り着いたのは予定よりも遅れること40分程。


家に着いた時はさすがにグッタリでした。


電車を乗り継いで行く時は、ここイギリスでは日本のように分刻みでというプランはやはり無理だなあとつくづく。


イギリス仕様の頭に切り替えないとストレスになります。


怒っても、イライラしても、エネルギーの無駄。


その時出来る事を全てやったら、もうそこでは気長に待つだけ。


それを改めて感じたここ数日でした。